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こんにちは、タナカミノルです。
私のプロフィールに興味を持って頂いてありがとうございます。
  
おそらくこのメッセージを読んでいるあなたは、いま2つのことが気になっていると思います。
  
1つ目は、どうやったら人生を変えられるのか?
 
私のレポートの読者やクライアントには、性別年齢もバラバラで、バラエティ豊かな人たちのエピソードがたくさんあります。

●普通の会社員から数年で億超えの年収になる人たちや(結構居ます)
●30歳すぎるまで社会人経験ゼロのキモ男が売れっ子ホストになったり
●7kg以上のダイエットを自然に成功する人
 
要は、あらゆるジャンルの欲望や願望を実現している人たちがいて、共通するのは、人生に変化を求める態度です。おそらくあなたも「人生に変化」を起こす方法が気になっているはずです。
 
ただし、単に「稼ぎたい」「モテたい」「元気になりたい」という人たちは、私のレポートには興味を示しません。なぜなら、それらのわかりやすい「問題解決」にはもっと手っ取り早くて、カンタンに実現できそうな夢を見させてくれる情報がインターネット上に溢れているからです。
  
だからおそらくあなたは、人生をより望ましいものに変えたくてしかも、そのためには多少のコストはいとわないから、信頼できる知識や方法を知りたいと思っているはずです。
 

コストを感じるポイントは人それぞれなので、数万円で揃えられる必要な本を買うのに金銭的な躊躇を感じる人もいれば、自分のプライドが邪魔をして新しい考え方を受け入れるのに抵抗がある人もいれば、そもそもなにか具体的な行動をする気力が尽きて停滞している人もいます。
  
けれどどちらにしろ、
 
「正しい認識」と「適切な判断基準」
 
さえあれば、金銭的なコストや、プライドを捨てる勇気や、重要なことから完了させる気力を出すことをいとわないと思っている場合だけ私のレポートにたどり着いてプロフィールを読むという行動をされているのだと私は理解しています。
  

もしあなたもそうだったら安心してください。
  
基本的に私はあなたを説得しませんし、決断やコストを無理強いすることもありません。
  
「正しい認識」と「適切な判断基準」
 
さえあれば、あなたのためになることであれば、誰が止めようがあなたはやるはずなのでたとえ私のレポートを通してあなたの行動が変わったとしてもそれはあなたの自由な選択の結果です。
 
私があなたを説得することはないので安心してください。
  
ではあなたが気になっているであろう2つめのことはなにか?


タナカミノルってどんな人?

私のプロフィールを読んでいるあなたが気になっているのは、私のレポートの内容よりもまず、「コイツは信用できるのか?」ということだと思います。
  
この点について私の気持ちを正直に言うと、あなたを説得して無理に信用してもらうつもりもないですし、私の「レポートの価値」と私の「人格」とは別物だと思うのであまり特別になにかを説明する重要性を感じていません。
  
なので実際に私のレポートを読んでもらったり音声を聞いてもらうのがいちばんだとは思うのですが、まず「タナカミノル自体」についてもっと知りたいというあなたの気持ちも理解できなくはありません。
  
なのでカンタンに経歴を紹介します。
  
この先は特に読む価値はないとは思いますが、時間つぶしの読み物程度に見てもらえればと思います。


【現在】タナカミノルがいまやっていること

このプロフィールを書いている2018年9月現在、マレーシアの熱帯雨林地域に、妻とふたりで暮らしています。

高層タワーマンションではなく、庭にリスが走っている自然の中の静かな環境で、日々、思索と執筆に明け暮れています。
  
朝起きるとまず、妻の作った特製スムージーを飲んで、キッチンタイマーで時間を切って、音声レポートを作ったり、文章を書いて読者に届けています。
  
お昼には妻が安全な素材を選んで作った料理を食べて、熱帯雨林特有のスコールの激しい雨音を聞きながら庭の池を泳いでいる鯉を眺めたり、おしゃべりをしています。
  
基本、必要性が無い限り家の敷地から出ることはありません。根っからの引きこもり体質です。

年間の4分の1くらいは環境を変えて、ヨーロッパやアジアの都市に週単位で滞在しています。寝泊まりする場所が変わっても私の行動パターンは変わりません。
  
読むか書く。
聞くか話す。
インプットかアウトプット。

  
人と会うのは経営者や投資家の相談に乗るためのセッションか自分自身が学ぶために誰かに会いにいったときです。
  
月に平均して100万円くらいは本や教材を買うために使っています。今年(2018年)一年以内に教材や参加したセミナー費用だけで4000万円を越えました。(交通費や宿泊費は除きます。)

  
日本と海外にいくつかの法人を所有していて証券会社のオーナーとして経営陣にアドバイスしたり、社会貢献のためのプロジェクトにブレインとして呼ばれることもあります。
  
重要な役割として多くの時間を使っているのはレポートの読者たちから毎日届く感想を読んで、次のレポートのアイデアを練ることです。
  
毎日多いときには100件以上の感謝のメールが私のメールボックスに届いています。

  
基本的に私から返信をすることはないのですが、読者にとって価値のあるレポートを作るうえで重要なことなので、すべてに目を通して、何度も読み返したり整理したりしています。
  
私がやっていることを肉眼で見ればある意味、保護観察中の軟禁生活のようなあまり代わり映えのしない毎日を過ごしています。
  
じゃあ、どういう経緯でそんな現在に至ったのか、現在につながっているいくつかのポイントを過去の経歴からピックアップしてみます。


【過去】タナカミノルの経歴1(人格形成期)

タナカミノルは1975年7月、福岡県北九州市の商売人の家庭に3人兄妹の長男として生まれました。

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親の姉弟たちもほとんどみな商売人で会社員が身近にいなかったこともあって、勤め人になるというイメージがなかなか持てませんでした。

学生生活の中で

14歳のときに手塚治虫さんのマンガ「ブッダ」を読んで、悟りの境地に憧れ始めます。
  
約2600年前にインドに生まれた人たちの一部がブッダさんから直接指導を受けて悟りの境地に近づけたことに激しく嫉妬を感じました。
  
「自分もその境地を覗いてみたい」
「ブッダさんの認識のレベルに近づきたい」

  
それ以外の日常のことがすべて「かりそめ」にみえて、自分の好き嫌いや、情熱をまったく認識できない状態でした。そんな中学生時代で印象に残っているエピソードがひとつあります。

  
生まれた地域が「川筋気質」と呼ばれる炭鉱労働者たちの荒っぽい文化が浸透している環境だったので、何十人もが見守る空き地の中で1対1の喧嘩をすることになりました。
  
隣の中学のボスになぜか私が指名されて、不良たちはただ黙って様子を眺めて居る中で、取っ組み合いの喧嘩をしたわけです。
  
その時も、私からは一度も相手を殴らずに、相手の両腕を力ずくで組み伏せて「お前の目的はなんだ?」というような会話をしていたことを覚えています。

  
結局相手の頭突きで私が鼻血を出して、「タナカミノルが血まみれにされた」という噂だけが地域の中学生たちに広まったようです。
  
改造した制服を着て警棒を持ち歩いて息巻いていた同級生たちは、単なるスポーツマンだった私が喧嘩を売られている状況を前に手も足も出せなかったことを、後から1名だけ詫びにきました。

  
「ミノル、ごめん」

  
この世はかりそめ。
何も期待しないし、何にも失望しない。
  
今から振り返ってみれば、適切な指導者に出会わなかったことで、適切な情熱の注ぎ方を見つけられずにこの先、27歳まで引きこもってしまうことになります。
  
中学を卒業するまではおそらく異性にモテていて、私が校区外のグラウンドでサッカーの練習をしているのを観るためにわざわざ女子たちが集まってきたり、商売をしている自宅までチョコレートを届けに来る人たちもいました。
  
いたのですが、「だからなんなんだ?」と思っていました。特に会話にすらも発展しなかったです。

  
そんな状態の中で、高校1年生のときに変化が起こります。14歳から続けていたベジタリアン生活も、2年半が経ったときに、やめることにしました。
  
きっかけは「自分が女子たちにモテていない」という変化に気づいたからです。
 
小中学生であれば、足が早くて頭がよければモテるでしょうが、高校生にもなると、おしゃれな人や面白い人に人気が集まります。
  

当時の自分の状態を客観的に表現すると「ニキビヅラの童貞が、小難しいことばかり考えている」という状態です。
  
このままではたぶん、私が目指す悟りの境地には向かわないだろうと、当時の私にもわかりました。
  
どれだけ本を読んで思索をするにしても、材料となる人生経験が少なすぎる。
  

実際にブッダさんも29歳までは王族として不自由のない暮らしをして美人な奥さんがいるうえで、人類が抱える根本的な悩みの解決方法をみつけるために出家してようやく悟りに向けた修行を始めます。
  
なので私も、せめて29歳までは自分の経験を増やすことを優先して、世間のお役にたつことを考えるのはそれからにしようと思いました。

そして同じクラスの男子たちに好きな女子のアンケートをして、誰ともかぶらないブラスバンド部のメガネ女子を好きになることに決めて、実際に好きになりました。
  

彼女とは高校3年間を通して、単語レベルで3回程度の会話のラリーしかしませんでしたが、それが私の初恋です。


引きこもり生活の中で

私は27歳になるまで高卒で職歴なしの引きこもりでした。
  
高校2年生の夏休みに、自転車で九州を一周する自転車旅行に出て、そのまま9月に入っても学校に行かなくなりました。
  
理由はシンプルで、周りに合わせたレールに乗って行動するよりも、実はもっと多くの選択肢を自分が持っていることに気づいたからです。
  

旅の初日に私は福岡市内で転倒して顔を6針縫う怪我をして、お年玉とアルバイトをして貯めたお金で買ったフランス製のロードバイクも壊れ、正直、親に車で迎えに来てもらいたいと思いました。
  
けれど、それだけが選択肢ではないなと、1時間くらい血まみれ状態のまま路上で途方にくれた後に気づいたわけです。
  
そこから病院に行って治療して、自転車屋さんに行って修理して、黙って旅を継続することにしました。
  

それまで親を見下してバカにしたり、偉そうなことを言って反発していた自分がどれだけ感情面で親に依存していたのかをやっと自覚しました。ベジタリアンを辞めて半年後、17歳になったばかりのころです。
  
野宿の旅で、その日泊まる場所も自由だったので、選択肢が多いということ、自由であるということは本当はとても心細いことなんだと思い知りました。
  
結局、9日間かけて九州一周を終えた頃には6針縫った顔の傷口も抜糸していて、なにごともなかったかのように実家に戻りました。けれどそれはもう、かつて住んでいた日常の世界とは違っていました。
  

将来の希望としてはなんとなく、なにかを学んで、自分もアウトプットすることがしたいと思っていました。思いつくのは学者か、作家です。
  
結局、途中で大学に入って中退したりもしながら、26歳のときまでに大学受験を8回失敗しました。
  

ここまでこじらせた理由は2つあります。
  
ひとつは、特に医師になりたいわけでもないのに「ブッダ」を描いた手塚治虫さんが医学部を卒業していたからという理由で、人体のことを学べる環境への進学を望んでいました。
  
けれど実際に自分が死体を切り刻んだり、薬品や症例の知識を丸暗記することに情熱があったわけでもなく、医学部に進んだ同級生の話を聞いても、魅力を感じていませんでした。
  

もうひとつは、大手予備校の主催する模擬試験では合格判定が出てるので、本番の試験で落ちても「たまたま実力が出せなかったから」と考えてなかなか辞め時をみつけられなかったということがあります。
  
要は適切なゴール設定ができていなかったり「メンタルの影響」で冷静な判断ができなくなったりしていたわけです。
  
この時期の経験が、のちに上京して心理学や催眠技術の習得にのめり込んでいく背景にありました。


脱・引きこもりのきっかけ

引きこもりを脱したきっかけは、エイプリルフールにひとつのウソをついて環境を変えたところから始まります。
  
「ちょっとコンビニに行ってくる」
  
親にはそう言って、そのまま野宿の旅に出かけました。1年後の4月1日には、希望するIT業界のベンチャー企業に就職して福岡から上京を済ませていました。

  
引きこもりという状態を変えるためにとった私の戦略は、「なんでもいいから思い切り全力を出し切ったと思える経験をする」ということでした。
  
大学受験の試験前になると力が出なくなったり、破壊的な行動をしたくなるメカニズムはわからないけれど、要は「とにかく全力を出す」ということを上達すれば状況は変わるだろうと思ったからです。
  
振り返ってみれば、自分の意思とは関係なしに本番の最後のツメが甘くて挫折感を味わっていました。

  
小学生時代のサッカーは、それまで負けたことのなかった近所のチームに県大会の準決勝で負けて、全国大会を逃しました。
  
中学時代の陸上競技では、3種目とも県大会の決勝戦で負けて全国大会出場を逃しました。
  
高校時代の柔道は地区大会で骨折して、全国大会に向けて準備をしっかりやったけれど、試合当日にメンバーから外されて勝負の場に立つことすらできませんでした。
  
このパターンを壊すために、とにかく結果ではなくプロセス自体に集中して、全力を出し切った経験を積むことにしました。

  
具体的には四国八十八ヶ所(お遍路)のお寺を野宿しながら回って、最後に、本州から四国まで6つの島と7つの橋を走るしまなみ海道100kmマラソンに参加しました。
  
途中、山道で怪我した傷口から入ったバイキンでふくらはぎが2倍くらいの大きさになって歩けなくなったり、100kmマラソンの2日前から徹夜して高熱を出したりしましたが、71.4kmで時間切れリタイアするまで、全力を出し切った満足がありました。
  
マラソンを終えてバキバキになった身体を銭湯で洗い流して、今治城の前で野宿しながら月を眺めていました。
  
「今日のことは10年後にもきっと、思い出すだろうな」
  
1cm身体を動かすのにも痛みを感じる状態で、私は不思議な幸福感とともに2つのことを決めました。
  
ひとつ目は、誰かに評価されるための試験やステータス競争に力を注ぐのではなく、自分で決めたゴールに自分の都合で取り組むこと。
  
ふたつ目は、誰かの準備したゲームに参加するにしても、自分の設定したルールで楽しむこと。
  

ネクタイを締めた就職活動の最初の3ヶ月間は連戦連敗でしたが、「自分は意味のあることをしている」という充実感がありました。
  
職歴なしの高卒27歳が書類審査の段階で落ちまくっても、実際に企業は人手を欲しがって求人情報を出しているわけです。
  
だったら、ゲームのルールは自分で決めようと。
  
採用する企業側は「資格(学歴)」や「経験」をリクエストしてきても、彼らの言うとおりの方法で彼らに採用される必要はないなと思いました。
  
だったら採用する側の目的と感情的なパターンを逆手に取って、結果的に、自分が想像もしてなかったチャンスをモノにすることもできる。
  
このあたりの具体的な思考プロセスのテンプレートは、私のレポートの中で紹介しています。
  

上京して3年後には、都市銀行の基盤ITシステムのセキュリティー担当のエンジニアとして、自分の居場所を確保していました。
  
労働市場でより希少性の高いジャンル、より希少性の高いスキルや経験を求めた結果、わりとわがままが言える立場になって18時退社の日に17時出社をしていた時期もありました。
  
30歳になったころには、エンジニアとしてフリーランスで働けばそれなりの自由と収入を得られる状況にはなりましたが、その道を進むつもりはありませんでした。
  
ブッダさんが出家した29歳を過ぎて、そろそろ生活のためではなく社会の役に立つためになにか一生の仕事を見つけたいと思い始めていたからです。


【過去】タナカミノルの経歴2(キャリア形成期)

いまの私のキャリアにつながっているのは、大きく3つの段階を踏んで積んできた経験から来ています。

NLP(神経言語プログラミング)との出会い

いまの私のキャリアの最初のステップは、NLP(神経言語プログラミング)という、実践的な心理学のテクニックを学んだところから始まります。
  
NLPとはカンタンにいうと人間の脳をコンピュータのようにとらえて、「インプット」と「アウトプット」だけに注目して望ましい行動ができるように言語で介入していく方法です。
  
今となってはNLPの限界とデメリットもわかるのですが、当時はひたすら可能性を追求して、スキルを追い求めていました。一般的なイメージでいえば「メンタリズム」が近いかもしれません。
  
たとえば、

●高所恐怖症など生活に支障をきたすものであれば1時間程度で解消する
●過食症の人にケーキ恐怖症を植え付けて食べられなくする
●相手に気づかれることなく秘密にしていることを聞き出す
●異性の身体には触れずにエクスタシーに導く
●特に意識していない男女に恋愛感情を植え付けて当日に肉体関係をもたせる
  
当然、いまはそういうことはやってないですけれど、当時はマッドサイエンティストのようにスキルを磨いて一見すると魔法のような現象に周りが驚くのを楽しんでいました。
  
私生活だけでなく、セミナーのボランティアスタッフとして、年間で約66日間、NLPを使ったセッションで1000人以上のゲストに魔法を見せて、満足してもらう経験を積んでいました
  
そのボランティア活動で知り合った仲間や先輩に誘われる形で、会社員をやめる流れになって、海外不動産のフルコミッションセールスや投資商品を販売するチームの雑用をするようになりました。
  

そこでお金の悩み、特に大きな損失を出したあとの苦しみを解決する相談や、購入後のクレーム対応を担当するなかで、「個人投資家のコーチング」というものが自分の役割になってきました
  
最初にNLPと出会ったときもそうでしたがこれらはすべて自分で望んだものではなくて、自然な流れでそうなった感じです。
  
この「流れに乗る」ということは後に理論化して、人生に複利を使うテンプレートとして、クライアントにレポートしています。


毎月1000万円稼ぐトレーダーの育成時代

私自身が投資をしているわけではないのに、私に相談をして継続的にセッションを持った人たちの投資成績が向上するという現象が立て続けに起きるようになっていました。
  
その状況をみた起業家の先輩の勧めで、2010年から塾としてFXトレードを専門に教えることを開始しました。

FXトレード(為替の売買)を選んだ理由は2つ。

1つ目の理由は、技術として売買のトレーニングをするツール類が充実していること。

2つ目の理由は、レバレッジを効かせて少ない資金からでも最初の1億円を稼ぐチャンスが誰にでもあること。

最初の目標設定は、月に元手資金を2倍にできるFXトレーダーを育てることでした。
  
第1期生として集まった20名の中からは6ヶ月間の講座の期間中で、FXの未経験者を含む6名が資金を月に2倍にするレベルの技術を身につけて実際に2名は、月100万円以上の利益を出しました。
  
1年以内には利益が1億円を超える人も出てきて、私の育成理論が正しいということがひとまず証明できたつもりになりました。
  

ですが、トレーニング方法が当時のトレーダー教育の業界では異端だったので、生徒さんたちにさえ信じてもらえず、大半が言ったとおりに実行してくれないという現実にも同時に直面していました。
  
せっかくトレード技術を身に着けても、賭ける金額を増やすことに躊躇して、FXを辞めていく人も出てくるようになりました。
  
そこから、育成理論とトレーニング方法のブラッシュアップに入ります。
  

最終的には5年間で約1200人、10期生まで教えたことになりました。
  
教育におけるゴール設定は、「毎月1000万円以上の利益を出すトレード技術を身につける」ということでした。
  
当時「ザ・ゴール」という世界で1000万部越えるベストセラーになり、工場の生産管理やプロジェクトマネジメントで世界的に成果を出していた、制約条件の理論(通称TOC)を使ってトレーダーの課題を分析して、ひたすらトレーニング方法の仮説検証を繰り返していました。
  
たとえば意外に思うかもしれませんが、対面のセミナーで募集して、対面の指導を半年間した人たちよりも、ビデオで募集して、ビデオで学んで半年間取り組んだ人たちのほうが、必要な技術の達成割合が高くなることがわかりました。

  
カンタンにいうと、セミナーだと「学んだ気持ち」にはなれるけれどどこか依存心が生まれて、必要な日常のトレーニングを疎かにしてしまう傾向がありました。
  
こういった検証を半年間で何件かずつテストしていく中で、7期生のときには、未経験者を含む47名中44名が、月に+20%以上の売買をするトレード技術は身につけていました。

塾を開催していた最後の2年間は、「大きな金額を賭けても、同じ行動ができること」に絞って仮説検証をして、性格に合わせた異なるトレードスタイルで、年間1億円以上稼ぐ人が、わかってるだけで5名は出てきました。

  
このときの塾生で、本人の売買ルールを教える塾を開催したりコンサルティングを販売している人たちが何人か出てきて、私の知らないところで、私の理論の一部を広めてくれているようです。
  
ひとまずこれでトレーニング理論の有効性の検証はできたので、FXトレードに関わるのはもうやめたいと思いました。実際にそのトレード塾も、10期生を最後に募集を終了しました。
  
ですが、理論の検証を優先するあまり、気になっていたけれどもやり残していたことがありました。
  
それが、「落ちこぼれの研究」です。


なぜ、決めたとおりのことができないのか?

FXトレードに取り組んで稼げるようになる人と、永遠に稼げない人の区別を、今の私はすばやく見抜くことができるようになりました。
  
これは才能の違いというよりも、見ている世界の違いです。
  
たとえば、東京から福岡に行くのに、がむしゃらに走り出す人と原付きバイクを買うためにアルバイトをしてから出発するような違いです。

  
すぐに走り出したほうが目的地に近づいているように見えますが、原付きバイクを買った方に抜かれたらもう、追いつくことはほぼ無理です。
  
要は、目的地に対して適切な乗り物を選ぶことをせずに、手っ取り早くできる方法で始めてしまったり、間違った方法で頑張ろうとしていたりすると、稼げるようになるまでに50年とか100年かかってしまうわけです。
  

これは、トレードを教えている人たちにも問題があります。
  
たとえばトレードのメンタルを精神論や「思考法」と名付けた理想論で教える人もいるかもしれませんが、生理学や脳科学で検証済みの方法を使えば何も学ばなくても結果は変えられます。具体的には、損切りやエントリーのルールを守る自制心は普段から一日の心拍数に変動がある方が高まることがわかっています。
  

つまり、精神論を学んだりメンタルの話を聞く前に、毎日1分でもいいので脈拍数を上げる運動をした方がルールを守れる確率は高まるわけです。
  
他にも私たちが「チャート(値動きのグラフ)」を見るときに、動いているものを見るときと、止まっているものを見るときは使っている脳の部位が違います。
  
しかも、一度「間違った売買」を経験してしまうと、特別な方法でその記憶を削除しないかぎり、次からチャートを見るときにはその記憶をもとに「間違った売買」を繰り返すように脳はプログラムされてしまいます。

  
トレードの教材やコンサルティングを売る人は、確かに「自分のトレード」についてはプロフェッショナルかもしれませんが教育者としては、素人レベルのことがほとんどです。

むしろ専門家から見れば間違った情報を拡散しているようにも見えます。

お金を実際に賭けないデモトレード技術の習得に関しては、私のトレーニングだと、未経験者でも1ヶ月以内に最低でも毎月+20%以上の成績を出せるようにはなります。
  
逆に、1ヶ月以内にデモトレードで月+20%以上のパフォーマンスをコンスタントに出せるようににならなければ、即刻チャートを見るのを止めて、ホルモン分泌を整えたり脳機能の使い方をトレーニングする方が緊急性が高いです。
  
こういった生理学や脳科学の知識を知らずにたまたま自分が稼げるようになった経験を元に生徒さんたちの結果が出ないことを理由付けるために付け焼き刃の「メンタル」を語っているトレード講師が多いように私は見えます。
  

直接はあまり知らないのですが、私のレポートを読んだ読者さんから聞く限りは、稼ぐためには害になる情報を広めている講師がほとんどだなという印象を持っています。
  
変にトレードに期待を抱かせて、実現不可能な努力を続けさせてしまうのは社会的にも大きな機会損失だなと思います。
  
このことは、10期生で塾の募集を止めた後に、稼げるようになっている人も含めて、稼げるようになっていない人たちは何が違うのか、実際に自宅に招いて、リサーチした結果から明らかになりました。
  

ときには一緒に自宅のお風呂に入りながら、ときには3日間の泊りがけの合宿を通して「なぜ、稼ぐために決めたとおりのことができないのか」を超ズームインした細胞レベルまで分析してみてわかったことなのです。
  
正直、塾を主催して講師をしていたときには、自分の教えていることが正しくて、そのとおりにやらない人の結果が出ないのは本人の責任だと思っていました。
  

ですが、もし稼げるようになった人が私の指導のおかげだとするならば稼げるようになってない人たちが苦しむのも指導者の私の責任だと考えるのが自然だなと思ったわけです。
  
塾の開催期間中は、6ヶ月の講座が終わっても最大3年間は無料のフォローアップをしていましたが、それらはすべて「FXで稼げるようになるため」のものでした。
  
ですが、多くの人は、「稼げるようになる行動」よりも「いままでの自分の状態を維持するための行動」を優先して間違った方法を繰り返す傾向が強いことがわかりました。
  

ようは、トレードの訓練をしているつもりが、トレードに負けることを上達していたのです。

そこにズームインして、適切な行動を理解して、適切な行動ができるように体系化した30日間のフォローアッププログラムは、現在、不定期ながら無料で受講できるように募集しています。

「全体最適の飛躍プロセス」と名付けたそのプログラムは、利益を奪っている犯人の捜査になぞらえて、ストーリー形式でコーチングを体験できるようになっています。
  
いまではFXトレーダー以外の受講者も増え、
●アフィリエイトの報酬が10倍以上になった
●投資の収益が2倍以上に増えてストレスが10分の1以下になった
●まったく新しい副業で毎月30万円の利益が出せるようになった
などの声を、多数いただいています。
  
  
ここまでが、過去と現在であなたが知りたいであろう情報のなかで重要な部分をピックアップした私の経歴です。

【強み】タナカミノルのユニークな点

あなたにとって意味のある私の強みは、おそらく2つあります。
  
一つ目は、重要だけれどもあなたが気づいていない盲点を発見して、それに気づくサポートをすることです。
  
要は、メガネを掛けたままメガネを探している人に、「おでこの上を触ってみてごらん」と言う役割です。
  
いろいろな理論や知識は教育者として押さえてはいますが、それを教えることよりも、すぐに結果が出る気づきを直接提供することの方を優先しています
  
トレードを学ぶ人は、トレードでお金を稼ぎたいのであって心理学の専門家になりたいわけでもなければ、売買分析の講師になる知識も必要ありません。

私はメンタリズムや脱洗脳の専門的なトレーニングを受けているので、かつて人前でスプーン曲げもやってましたし、幻覚を見せたり消したりすることもできます。
  
ショーとしてそういったことをすることには興味はなくても、「いまクライアントが掛かっている催眠を解く」ためにそのスキルを使うことはあります。
  
たとえば、FXを何年も取り組んで損し続けて上手く行っていないことが一目瞭然なのにもかかわらず、その間違った方法を止めようとしない人には、ちょっとびっくりさせてでも、目を覚まさせる必要があります。

この「盲点を外す」というのが私の得意領域です。
  
あなたにとって意味のある私の強みとして、二つ目は、ストーリーテリングです。
  
あなたが盲点に気づいたあとに、実際に適切な行動を続けるための臨場感(リアリティ)を高めるストーリーをときには私の具体的な体験事例を混じえてお届けします。  

肉体を使ったユニークなチャレンジとしては、

●四国八十八ヶ所のお遍路を野宿で達成した
●日中55℃になるサハラ砂漠を野宿で自炊しながら7日間で251km走った
●白夜のアラスカから流れるユーコン川をカヌーを漕いで716km下った
●アフリカ最高峰のキリマンジャロに登頂成功した
など。

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ルームシェアで一緒に住んだ延べ人数は、生涯で50人以上います。

知的専門分野はいくつかありますが、それをひけらかすよりもあくまで読者のあなたが主役の物語を作るうえでのスパイスとして、レポートに忍び込ませる程度にするつもりです。
  
影響を受けた多くの知的巨人たちの中でも、特に重要なものを挙げるとすれば、以下に記す3人です。
  
◯アドラー心理学(アルフレッド・アドラー)
◯超情報場理論(苫米地英人)
◯制約条件の理論(エリヤフ・ゴールドラット)

他にも現代人であれば無視できない重要なものはたくさんありますが、挙げるとキリがないので、詳しくはまた機会があれば、レポートの中で。


【未来】タナカミノルがこれからやろうとしていること

ここまでのプロフィールを読んだあなたはもしかしたら、

「FXトレードを教えて結果も出ているのに、なぜ自分でやらないの?」
  
という疑問が湧いたかもしれません。こういった質問を頂いたときに逆に私が質問するのは

「なぜFXトレードをするのですか?」

という質問です。
  
結論から言うと、私がFXトレードをやらない理由は、そのまま「FXトレードで稼ぐための準備」と、そのための優先順位の話になります。
  
端的に言えば、たとえFXトレードで稼いでも「お金」しか手に入らないし、逆に「お金」がなくても、充実した人生を過ごせると信じているからです。
  

たとえば私は2年間、南国のプール付きコンドミニアムの最上階に2年間、家賃タダで暮らしていたことがあります。
  
魅力的な異性から金品を与えられて身体の関係を求められたことも何度かあります。
  
旅行に行くにも人に誘われて、集合場所までの電車賃片道160円だけでおいしい食事を頂いたり、社会的に成功して名声のある人から相談を受けてそれに応えられる幸せと素晴らしい場所で何泊かした旅の思い出を何度も手に入れています。
  

もちろん「お金」は便利ですし、現代社会で生きていく上では避けることができないテーマではありますが、ほかにもっと優先順位が高いものがいくつかあります。
  
だからそれらがすべて完了して他にやりたいこともなければFXトレードでお金を稼ぐことをするかもしれません。
  
けれど、いまのところは、特にその予定はありませんし、もっと優先して取り組みたいことが山ほどあります。なので私の本心は、あなたにもFXトレードはおすすめしません。

これから私がやろうとしていることであなたにとっても意味のあることがひとつあるとすれば、「正しい認識と適切な判断ができる子どもたちの教育環境をつくること」です。
  
たとえば、お金を使わずにいろいろな欲求を満たす能力もそのひとつです。
  
なぜこれがあなたにも関係があるかというと、お金を使わないで欲求を満たす能力が高まれば、お金を稼ぐこと自体もカンタンになるからです。
  
当然のことながら、同じ欲求を満たすために必要な金額も節約することができます。
  

もしこのあたりをあなたがいまは想像できなくても私のレポートの読者たちがすでに体現してくれているので、いずれ機会があれば、彼ら、彼女らのことも紹介させてください。
  
以上、あなたが私のレポートに興味を持って実行する前に、はたしてそれが信用できるかどうかを判断するのに役立つかもしれないと思って、個人的な体験をシェアさせていただきました。

ここまで長いプロフィールを最後まで読んでくださってありがとうございます。