【簡単確実に稼ぐ方法はある？ない？】ないと信じる人の世界観とは？抑圧されたニーズについて
前回、「簡単・確実に給料分を稼ぐ方法！」と聞いたとき、あなたならどう感じますか？という問いに対して、
A.「はい、そんな方法を探しています！（実践したいです！）」
B.「いや、そんな方法あるわけないだろ！（確実なものは絶対にない！）」
Aと考える人が陥りがちな盲点や感情や思考パターンについてみていきました。
前回のnoteはこちら↓
今回はＢの「確実なものは絶対にない」と考える人の世界観や感情パターンを見ていきたいと思います。
嫌悪感の向こうにあるものは…
「確実なものは絶対にない」と反射的に判断してしまうということは、少なくとも無視に近い嫌悪感を感じていると言えます。
もしかしたらかなり勉強熱心な人で、過去にノウハウばかり追っても結果が変わらない経験をしてきたうえで、そう言っているのかもしれません。
経緯は色々あるでしょうが、世界のとらえ方として
「全ては変わり続けて、情報は古くなると使えなくなる」
「物事は複雑で、分野ごとの個別の方法が重要で、すべての分野に通用する普遍的なものなど興味ない」
という考えを持っている可能性があります。
このように世界を「複雑」で「不安定」だととらえている人は、自分の中の「安定感のニーズ」を抑圧している場合が多く、そのバランスをとるために別の場面で、過剰に「安定感のニーズ」に集中することがあります。
安定感のニーズにしがみつくあまり…
過剰に安定感のニーズにしがみつくと、たとえば
・大切な人間関係が将来にわたって続くものかどうかを確かめるために、理不尽な行動で相手を試そうとしたり
・病的に細かいところまで気になって、重箱の隅をつついて未来を予測可能にしようとしたり
・常に「安定が崩れるかもしれない」という恐怖を避ける事が行動のベースになってしまって自由な人の態度を見ると怒りや見下しを感じたり
ということが起こります。
あなた自身にも思い当たることもあるかもしれませんし、身のまわりであなたを不愉快にさせる人、不可解な人の行動を思い出してみると、当てはまる顔が何人か浮かぶのではないでしょうか。
「わたしはこんなに強いストレスにさらされているんだ！」
絶対確実なものなどないと決めつけている人は、普遍的で抽象的な原理原則には興味が無いと決めているとも言えます。
別の言い方をすると、低い抽象度、具体的なレベルだけで考えるのが習慣になっている人とも言えます。
結果、別の場面で過剰に「未来を予測しよう」と安定に集中するので、Bさんの行動のテーマは
「わたしはこんなに強いストレスにさらされているんだ！」
という諦めや、恐怖や、怒りを表現することが中心になります。
強いストレスからの脱却
けれどももし、バラバラで無関係に見えるものごとを、抽象化して普遍の原理原則との関連性を持って考えることができたとしたら、どうでしょうか？
そうすれば「すべてがシンプルで美しいつながりを持っているのだ」という安定感を持つことができます。
この「絶対的安定感」を持つことで、ひとつひとつの成功も失敗も原則を表現するコンテクスト（文脈）にすぎないので振り回されることがなくなります。
ひとつひとつの結果に振り回されることがなくなれば、確率思考で物事をとらえ意思決定し、一貫性のある基準で行動しつづけることができるようになります。
【簡単・確実に稼ぐ方法はある？ない？】に答えはあるのか？
【簡単・確実に稼ぐ方法はある？ない？】その真偽を追求するのではなく、どうしてそう考えるのか？その前提となる思考パターンや感情パターンについて2回にわたって見てきました。
【簡単・確実に稼ぐ方法はある？ない？】に対する答えがあるとするなら「どちらも正しく、どちらも誤りである」になるでしょう。
なぜならその違いは「どの抽象度で考えているのか」によって変わってくるからです。
抽象化・抽象度については以下の記事を参考にしてみてください。
今回のようにあえて両極を行き来したり、抽象度を変えることで、いろんな盲点が外れやすくなるというケーススタディとして参考にしてみてください。
・-・最後に・-・-・-・-・-・-・-・-・
「頑張っているのに結果がでない」
「変わりたいのに変われない」
「セミナーや教材ジプシーになっている」
あなたにどんな挫折経験があっても、あなたは悪くないかもしれませんよ。
なぜなら私は結果が出せなかった多くの人をリサーチした経験があるからです。
詳しい内容は この記事 で紹介しています。（下のリンクからも飛べます）
プレゼント🎁もあるので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。