
大逆転でNo.1になれたのはナゼー「本当にそれは重要なことなのか?」の問いの深さ(後編)
前編はこちらから ↓↓↓
レースで一番早くサーキットを回って一番でゴールするために本当に一番重要なことはなんだろうか…?
水野さんはなんどもなんどもサーキットに足を運び、ひたすらレースを観察します。
そして、あることに気が付きます。
「世界最高の700馬力のエンジンが実際のレースでフルに性能を発揮しているのはレースのわずか18%程度である」
気づいてしまえばなんのことはないこの発見がブレークスルーポイントになります。
500馬力のエンジンで700馬力に勝つ
どれだけ馬力のいいエンジンを作っても実際に活用されるのはレース時間の2割以下ならば、残り8割の時間を最も高性能で走れるエンジンを開発すればイイ。
たとえ馬力の絶対量は大きくなくてもアクセルを踏み切らない時に高性能を出せるエンジン像が見えてきました。
それを、当時海外の最先端700馬力のエンジンを製造していた工場に発注します。500馬力のエンジンで700馬力に勝つという戦略です。
車体重要も同じように、得たい結果の本質から逆算してあえて重い車体を選びます。
結果、見事優勝という偉業を成し遂げます。
‥
その後、GT-Rは新モデル開発や販売手法でも業界の常識に反する方法を取りながら、商業的にも成功して日産のブランドと利益を復活させました。
水野さんの伝説はうろ覚えの記憶なので正確な詳細はこちらに詳しく書かれています。興味を持たれた方はぜひ手に取ってみてください。
あなたの8割に影響するポイントを見つけ出すには?
私たちがこのエピソードから本質を学び、自分の仕事や人生に活かすとしたら何をやめ、何を新しくはじめるでしょうか?
水野さんのひらめきの原因は自己啓発やコーチング的には以下のように説明できます。
★「レースで1番速く走るクルマを作る」という明確なゴール設定があったこと
★情熱を持って大量の時間を注いだこと
ゴールに対しては強いコミットメントを持ちながら、方法には柔軟性を持たせるリーダーシップ。
そのリーダーシップの元に大量行動をした結果、業界の誰もが盲点となっていた「レースの8割はエンジンを最大限使っていない」ということに気づくわけです。
勉強熱心なのに結果が出ない人がチェックすべき3つのポイント
勉強熱心なのに結果が出ないなら、以下の3つをチェックしてみるといいかもしれません。
✔ ゴール設定
ゴール設定が曖昧で他人ごとではないか?
→ゴールに対して明確な臨場感を持つ。
✔ 行動量
そもそもの行動の絶対量が不足していないか?
→情熱を持って大量の行動をする。
✔ 柔軟性
方法に柔軟性を欠いていないか?
→方法に関して柔軟性持って自由にアイデアを出す。
この3つはどれかひとつがダメだと、他がいくら優秀でも全体の結果は良くなりません。
・目標だけ高く、夢見がちな人
・無計画に行動だけしてる人
・やることがころころ変わる人
「自分かも…」と思い当たる人はまずは自己モニタリングです。
改善のための意識を持つことからはじめて、盲点になっているところに光を当てましょう。
そこに効果を最大化する最重要ポイントが見つかるはずです。
・-・最後に・-・-・-・-・-・-・-・-・
「頑張っているのに結果がでない」
「変わりたいのに変われない」
「セミナーや教材ジプシーになっている」
あなたにどんな挫折経験があっても、あなたは悪くないかもしれませんよ。
なぜなら私は結果が出せなかった多くの人をリサーチした経験があるからです。
詳しい内容は この記事 で紹介しています。(下のリンクからも飛べます)
プレゼント🎁もあるので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。