
教材やコンサルタントを最大限活用するために必要な「自分が考える力」とマインドセット
もし、コンサルタント(先生・相談相手・教材)が優秀なのにもかかわらず、あなたの結果があまり変わっていないのだとしたら、それはなぜでしょうか。
それは、そのコンサルタントや教材の優秀さが逆にあなたから考える・学ぶ機会を奪っているというということです。
もちろんコンサルタントの仕事は教育ではないので、たとえクライアントが学ぶ機会を奪っても結果を出させる分析ができればOKです。
行動するかしないかはクライアントの選択ですから。けれども、コンサルタントを利用する側として覚えておきたいのは
「わかっていてもできない」のは、わかっているつもりになっているだけで本当はわかっていない
ということです。
あなたにいま必要なのはコンサルタントではなく、自分「が」考えることを支援するコーチだということです。
自分が考える=セルフコーチング
コーチングは、誰かを雇ったり、家族がその役目をしてくれることもありますが自分自身でセルフコーチングすることもできます。
人の力を借りたりサポートしてもらいながらでもいいので、自分「が」考える。
ほとんどの人は習慣の奴隷になって、社会的なさまざまな催眠にかかって、自分「が」考えることをしていません。
だからこそ、自分「が」考える経験をするとチカラが湧き上がるように感じて行動がかわるのです。
私自身もクライアントとのセッション内容がかなり変わってきました。
~以前の私~
「素早くズバッと盲点を指摘する」
→(先生すごい!と思われる)
→(本人、考えない。無意識に先生と自分は違うと思う)
~最近~
私「質問して、本人の答えが出るまで待つ」
→(Skypeで、無言の沈黙が長い…)
→(Skypeで、無言の沈黙が長い…)
→(Skypeで、無言の沈黙が長い…)
→(Skypeで、無言の沈黙が長い…)
→(通信が途切れたのかと思うほどの沈黙。)
→(本人が考えて、答えを出す)
→(自分で出した答えには、やる気がでる)
少し極端に書いてみましたがなによりも、セッション後の思考の定着率、
仮説検証の精度の向上が著しくて、とてつもない効果を感じています。
コンサルタントが高額フィーをとる理由
コンサルタントの先生が優秀なのにもかからわずもしあなたの結果が思うほど変わらないのだとしたら、「分かった気になって」「行動が伴っていない」ので必要なのはコーチだ、という話をしました。
コンサルタント側もこのことはわかっていて価格を高く設定するのは自分が考える習慣をもっている、理解力が高くて、実行力のあるコミットメントの高い人をお客さんに選ぶためです。
コンサルタントの力量がまったく同じでも、フィーが高いということそれだけでクライアントの成果に違いが出たりするからです。
逆に、高額なフィーでコンサルタントを雇ったとしても自分が考えるつもりのない依存心で「ブランドのあるこの先生に頼んだら大丈夫だろう」と思っていると、
知っている当たり前のことばかりを言われて、肩透かしに合ったような気持ちになるかもしれません。
これはまさに「分かった気になる」思考パターンです。
コンサルタントの言ったことを「わかっている気になって」自分流に解釈して、結果がなかなか改善しないという状況に陥ります。
結果を出し続けるためにもっとも重要なこと
結果を出し続けている人は同じ本を定期的に読み返したり、内容を知っているセミナーに何度も繰り返し参加するなど
なにかしらのコストを支払って、
「当たり前のこと(原理原則)」を聞いたり
「当たり前のこと(原理原則)」で自分自身を
チェックする習慣を持っています。
その上であなたが、コンサルタントのアドバイスを有効活用したり、もうすでに学んできたことを行動で活用するために、セルフコーチングをするとしたら、もっとも重要な事はなんでしょう?
現状を正しく認識して賢明な行動を取るために、まず最初に決めておくこととはなんでしょうか?
それは「人を責めない」ということです。
2つの「人を責めない」
「人を責めない」には2種類あります。
一つめは「他人を責めない」です。
なぜなら、他人を責めて他人のせいにすると
「自分ではどうしようもない」
という風に現実を捉えることになり、自分が何かの価値ある行動する理由を失うからです。
どんなに正当性があろうが、他人を責める限り、価値ある意思決定をするモチベーションは下がるのです。
「人を責めない」2つ目は「自分を責めない」です。
その理由は、【自分自身】を責めて不要に自己信頼を下げないためです。
失敗した「自分がダメだ」と考えると、どの行動が望ましくない結果に繋がったかの現状を理解することを放棄してしまいます。
ぜんぶ「自分が」選んだから、ダメと考えてしまうようになるからです。自分自身を否定して自己信頼を下げてしまうと、機会も選択肢も見えなくなります。
これでは、論理的な思考や正しい現状認識は程遠くなります。
人と行動を分けて考えるためにも、「人(他人・自分)を責める」ということでエネルギーとフォーカスを浪費しないようにすることが、まず大切です。
ぜひ、あなたの思考の威力を取り戻す第一歩として
「人を責めない」=人はだいたいにおいて善良である
という前提で考える習慣を持つことをオススメします。
・-・最後に・-・-・-・-・-・-・-・-・
「頑張っているのに結果がでない」
「変わりたいのに変われない」
「セミナーや教材ジプシーになっている」
あなたにどんな挫折経験があっても、あなたは悪くないかもしれませんよ。
なぜなら私は結果が出せなかった多くの人をリサーチした経験があるからです。
詳しい内容は この記事 で紹介しています。(下のリンクからも飛べます)
プレゼント🎁もあるので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。