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理屈バカにならないために…「木も見て、森も見る」力を手に入れる

「あなたは理屈ばっかりだ」

10代のとき、たびたび冒頭の捨て台詞をぶつけられ、会話が終了させられました。

自分では論理的な話をしていたつもりなのに、話していた相手は「自分(の意見)が否定された」と感じて、追い込まれた気分になったのでしょう。

「あなたは理屈ばっかりだ」

思えば、私はこの言葉をずっと恐れていました。

相手を追い詰めない or 追い詰める

仕事のレビューをするときなどは私はかなり細かな点まで気づいてフィードバックします。

これがクライアント相手だといいのですが、スタッフ相手だとうまくいかないことが多くありました。

知識と経験で圧倒してしまうので結果、相手を追い詰めてしまったり…。かといってゴールと資源を伝えて自由に任せると報告もなく、まったく進捗が上がっていないということがなんども繰り返されてました。

スタッフが育たないという現実です。

徹底的に具体的に考えるということが、相手を「追い詰めない or 追い詰める」というパラダイムの中でしか使われていなかったのです。

いま思えば、指示と互いの期待が不明確なだけです。

もっと言えば、スタッフを育てたいと言いつつ
「俺が居なきゃダメだ」
「俺の方が優れている」
と感じる状況を作るために自作自演していたのと変わらないということです。

具体的に考えるときに注意すること

具体的に考えることはとても重要です。

重要ですが具体的に考えるとき、視野が狭くなってしまうと、致命的な危機を招いてしまうことも有ります。

「理屈バカ」が嫌われるのは理屈自体が悪いわけではありません。

理屈が対象にしている視野が狭い、部分最適化のプレッシャーに対して言語で共有されていない前提が素通りされていることの居心地の悪さを周りが感じて反発するからです。

人によって「具体化する恐怖」は、他の選択肢がなくなることをなんとなく恐れて意思決定を先延ばしにしたり、目標自体を持たずにモラトリアムをどうやって長引かせたりする場面にも現れます。

具体化のチカラをうまく使うためのツール

では、どうやって視野が狭くならないようにしながら具体化のチカラをつかうのか。

その答えが、TOCfE(教育者のためのTOC)の3つのツールでした。

私はTOC国際認定資格のプログラムに参加したのですが、書籍でも学べます。

TOCのプログラムで体験したのは、「考えることを支援する」ということの意義です。

ツールがなくても自然にできているときもあるとは思いますが、ツールを使うことで、意志力に頼らず、いつでもその思考を使えるようになるのです。

木も見て、森も見る。

具体的に見ながら、視野を狭くすることなく全体を見渡す力を自由に使う参考にしてみてください。

・-・最後に・-・-・-・-・-・-・-・-・

「頑張っているのに結果がでない」
「変わりたいのに変われない」
「セミナーや教材ジプシーになっている」

あなたにどんな挫折経験があっても、あなたは悪くないかもしれませんよ。

なぜなら私は結果が出せなかった多くの人をリサーチした経験があるからです。
詳しい内容は この記事 で紹介しています。(下のリンクからも飛べます)

プレゼント🎁もあるので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

#トレーダー思考
#ハローウェルス