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【簡単確実に稼ぐ方法はある?ない?】あると信じる人の盲点とは?その先の弊害は?
「簡単・確実に給料分を稼ぐ方法!」と聞いたとき、あなたならどう感じますか?
A.「はい、そんな方法を探しています!(実践したいです!)」
B.「いや、そんな方法あるわけないだろ!」(確実なものは絶対にない!)
と両方の意見があると思います。
今回はAの「簡単に確実に稼ぐ方法がある」と信じる人たちの盲点にフォーカスを当ててみたいと思います。本当の痛みを無視して、生まれてしまう弊害についても触れていきます。
「簡単に確実に稼ぐ方法がある」と信じる人たち
「絶対確実に稼ぐ方法がある」という人は、もしかしたら何かしらの関係において、かなり劣等感や恥辱感という痛みを感じながら生活している可能性があります。
なぜなら、「絶対確実に稼ぐ方法」や「簡単に稼げるノウハウ」が実在するとしたら次のような展開が簡単に予想できるからです。
「絶対確実に稼ぐ方法」や「簡単に稼げるノウハウ」がある
↓
誰もが求めて、誰もが実践する(みんながやる)
↓
だんだんと市場社会では相対的に価値が下がり、陳腐化してしまう(使えなくなる)
これをあえて望むということは、あまりに日常生活で劣等感や恥辱感の痛みにさらされすぎるあまり、それを避けるためなら「いつでも交換可能な、部品になります!」と、言っているようなものなのです。
スイッチに繋がれて集団催眠にかかったように
・おなじサインに発情し、
・おなじサインに興奮し
・おなじサインに感動する
無個性な部品になりたいと願うことが本当に痛みを解消して有意義な人生を送るための妥当な方法なのでしょうか?
アンバランスが生み出す弊害
人を責めたり、自分を責めたり、現実逃避して思考を停止する人にとって、この選択は無理もない選択だとは思います。
なぜならそうしたほうが日常の痛みをいますぐ解消できる、一瞬でも忘れられるからです。
けれども、実際の人間は「いつでも交換可能な部品でいい」なんてことに、そもそも納得できません。
このアンバランスは実際にどのような弊害を生み出すのでしょう?
「わたしは特別である」にしがみつく
「絶対確実に稼ぐ方法」や「簡単に稼げるノウハウ」を追い求める人は、実は「劣等感」や「恥辱感」などの痛みを避けるために、大量生産の一部品になろうとしていることは説明した通りです。
しかし、それでは納得できないので、別の場面で過剰に「わたしは特別である」ということを無意識に感じようとします。
「わたしは特別である」ということを感じるためなら、ありとあらゆる愚かな方法に手を出し始めます。
たとえば、
・自分より成果を出している人の言う情報どおりに行動したら「負け」を認めることだと感じて、素直に実行できない
・上手く行っている人の欠点や失敗を指摘することで引きずり下ろし、自分が偉くなったと錯覚したい(なにも結果は変わらないことにエネルギーを注ぐ)
・他人も「自分が特別である」と思いたがっているというふうに想定するので人の力を借りるのが怖い、もしくは卑屈になる
などなど。
これは、【自己重要感】に中毒してバランスを崩しているともいえます。
実際、私の発信を読んだ人から「あなたよりも、わたしのほうが優秀だ(賢い)」という趣旨のメッセージをよく頂きます。
私はその人よりも賢いとも思っていませんし、偉いとも思っていませんので「ああ、そうですか」としか思わないのですが、
そういう人はどうにかして私に「あなたの方が特別です」と言わせようと説得してこられます。
ただし、私を説得するよりももっと期待値が高まる行動があるはずなので、エネルギーを持て余しているんだなと思います。
人生の重要なフォーカスを何に向けているのか
・なにかの実績やタイトルがなければ、仲間に受け入れられないと感じる
・すごい人の前で、過剰に気後れしてしまう
など
【自己重要感】に縛られすぎて明晰な思考が失われがちかも、と心あたりがあれば、人生の重要なフォーカスが
「交換可能な部品になろうとする」
方向に注がれていないかチェックしてみることをおすすめします。
次回は「【簡単・確実に稼ぐ方法】なんてないよ」と条件反射で考えてしまうBのケースについて取り上げていきます。
こちらも押し込めている感情をバランスするために似たように愚かな行動に走るリスクがあるので、それについて触れたいと思います。
・-・最後に・-・-・-・-・-・-・-・-・
「頑張っているのに結果がでない」
「変わりたいのに変われない」
「セミナーや教材ジプシーになっている」
あなたにどんな挫折経験があっても、あなたは悪くないかもしれませんよ。
なぜなら私は結果が出せなかった多くの人をリサーチした経験があるからです。
詳しい内容は この記事 で紹介しています。(下のリンクからも飛べます)
プレゼント🎁もあるので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。