毎回異なるメンバーとフライトをするZIPAIR客室乗務員が、コミュニケーションにおいて大切にしていること。
こんにちは。ZIPAIR note編集部です。
「客室乗務員は同じメンバーでフライトをすることが多い」という印象があるかもしれませんが、実はZIPAIRの客室乗務員は毎回異なるメンバーでフライトをしています。
本日はZIPAIR客室乗務員の杉本さんに、仲間やお客さまとのコミュニケーションにおいて大切にしていることを聞きました!
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こんにちは!ZIPAIR客室乗務員の杉本です。
エアラインによっては行き先ごとにグループでフライトをすることもありますが、私たちZIPAIRの客室乗務員は毎回異なるメンバーでフライトをしています。
フライト前に行うブリーフィングでは全員の自己紹介から始まり、場合によっては自身の乗務歴(OJT後何回目か)を周りに伝え、皆がお互いの状況を理解した上でフライトに臨みます。
初対面であってもお客さまを安全に目的地まで送り届けるため、相互のコミュニケーションはとても大切です。
私がコミュニケーションで特に意識していることは、「ありがとう」をしっかり伝えることです。
客室乗務員の業務はバディ(自分と反対側のドアを担当し、他のメンバーよりも密に情報共有を行う仲間)や他のフライトメンバーと確認しながら作業することも多く、常にコミュニケーションをとることが必要となります。
「ありがとう」の一言でその場にあたたかい空気が流れますし、この先の業務も頑張ろうという気持ちになれる気がします。
また、自分から手伝える業務がないか聞くことも常に意識しています。毎回、異なるメンバーでフライトに臨むので、人によっては業務のやり方が自分と違うこともあります。そんな時は自分のやり方に固執するのではなく、お互いが作業しやすいよう「自分に手伝えることはないか」を聞くように心掛けています。
また、お客さまと接する際にまず意識していることは、気持ちの良い挨拶と笑顔でのお出迎えです。
飛行機に搭乗した時の第一印象がその後のフライトの印象につながると思います。気持ちの良い挨拶と笑顔で、お客さまに「ZIPAIRを選んでよかった」と思っていただけたら嬉しいです。
また、フライト中はどんな時も笑顔でいることを常に意識し、客室巡回で目が合ったお客さまには必ずお声がけをして必要なことはないかをお伺いしています。アイコンタクトだけでなくこのお声がけから会話が弾むこともありますし、逆に体調の優れないお客さまにいち早く気付くことができた経験もあります。
私たち客室乗務員は「サービス要員」であると思っていらっしゃるお客さまも多くいると思います。
しかし、私たちの一番大切な役割は、お客さまを安全に目的地まで送り届ける保安要員です。お客さまの安全を守るために、一緒にフライトをするメンバーとは初対面でも短時間で信頼関係を築くことが大切になります。
そのためには、先ほどお伝えした、お互いが働きやすいような声かけをすることがとても大事になってきます。
ZIPAIRは、LCCというカテゴリーのエアラインです。しかし、安かろう悪かろうではありません。企業理念の一番重要な項目として安全を掲げています。その安全を守るために私たち客室乗務員は積極的なコミュニケーションを図り、初対面のメンバーとも良好なコミュニケーションを取れるように意識しています。
ぜひ次回ZIPAIRに乗られた際には、客室乗務員のコミュニケーションにも注目してみてください!
もしかしたら皆さんの目の前にいる客室乗務員は初めましての人ばかりの中で仕事をしているかもしれません。そう考えると少し面白くありませんか?(笑)
皆さんのご搭乗を心よりお待ちしております♪