〈ネタバレ無し〉全オタクに捧ぐ!自主制作の壁を突き破る!『ファンボーイズ』感想🎬
〈不潔でマヌケなオタンコナス〉
どうも!じきどらむです!
昨日また良い出会いをしました!なんか面白そうな作品はないかな〜とふらついているとたまたま目に入ったのが2008年に制作された自主制作映画『ファンボーイズ』という作品。
手に取って見るとジャケットは何度か見たことあったのだが、本編を見たことがなかったので見ることに…
観賞後。この数年間なぜ見なかったのかと自分を叱りたいです(笑)
めっちゃくちゃ好きでした!笑える要素にファン(オタク)の見た目、知識、熱量、そして豪華すぎるゲスト出演者。
『レディ・プレイヤー1』で、原作/脚本を務めたアーネスト・クラインが『ファンボーイズ』の脚本を担当しました!
スターウォーズファンによるスターウォーズファンのための映画と言ってますが好きなモノがある人なら誰もが共感できる内容になっています!
ますは予告からどうぞ!(12分あるが初めの2分だけでも見て!)
一目見ただけでオタクと分かるくらいオタク感が強くて最高ですよね!!
メインキャスト意外にもファンが多く出てきますが全員外見のオタク感が強くて作品に対しての熱量が伝わってくるのでとても良かったです!
分かりやすいあらすじ
世界中の『スター・ウォーズ』ファン達が、待望の新作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の公開を待ちわびていた1998年、
「死ぬ前に『エピソード1』を見たい」と願う末期ガンで余命わずかのライナスの願いを叶えるため、エリックとハッチとウィンドウズは『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のフィルムを盗みだす為ジョージ・ルーカスの本拠地であるスカイウォーカーランチを目指して、車でアメリカ横断の旅に出る!
しかし、彼らの行く手には対立する『スター・トレック』ファンのトレッキー軍団、そしてカーク船長こと、あのウィリアム・シャトナーとの遭遇など様々な困難が待ち受けていた!
果たして彼らはいくつもの試練を乗り越え無事に、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』を観ることができるのか!?
映画ファンならではの伝わるネタが多くて最高です!特に『スターウォーズ』ファンと『スタートレック』のファンは本家と同じくらい?!楽しめますよ!(笑)
原作は同人作品
本作はアーネスト・クラインが1998年に『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の制作発表がきっかけで創作された脚本がネット上でアップされた事が制作のきっかけとなりました。
あくまでクラインは同人誌として書いたものだったが、俳優のケヴィン・スペイシーの目にとまり、彼のプロデュースのもと、映画化へと至ったという夢のような作品なのです!
各所に『スター・ウォーズ』や『スタートレック』パロディが散りばめられており、本家の本物のキャストがセルフパロディーで出演しています!
本作がきっかでとなり、クラインはプロの作家へと転身する事へとなりました。彼は後に『レディープレイヤー1』の原作/脚本を務めるので、本作のおかげで『レディープレイヤー1』が誕生したと言えますね!
本家の豪華なカメオ出演
本作『ファンボーイズ』では本家『スター・ウォーズ』のキャストもカメオ出演としています!一度でも『スター・ウォーズ』シリーズを見たことのあるファンは要注目です!
まず、レイア・オーガナ役を演じ、キャリー・フィッシャーです!キャリー・フィッシャーはライナスが入院する病院の女医役として出演しており、あの名シーンの再現までやってくれています!
ランド・カルリジアンを演じたビリー・ディー・ウィリアムスは、ラインホルド検事役で出演しています!俳優のジャッジ・ラインホルド(ジャッジ=検事)と掛けたネタが仕込まれていて1989年公開の『バットマン』でハービー・デント検事を演じたことを彷彿とさせます!
さらに、ダース・モールを演じたレイ・パークも出演しています!スカイウォーカーランチの警備員役で出演したレイ・パークは、本家同様のアクロバティックな演技をしています!
そして『スター・トレック』のカーク船長として知られるウィリアム・シャトナーまでもが本人役でカメオ出演をしています!
オタク抗争勃発
本作のメインキャストは全員『スター・ウォーズ』オタクなのですが、その『スターウォーズ』と並ぶ超人気SFシリーズである『スター・トレック』シリーズのオタクも登場します!
『スター・ウォーズ』ファン vs『スター・トレック』ファンの笑ってはいけないけど笑ってしまうオタク同士の抗争も見どころのひとつになっています!
メインキャストの大躍進
『ファンボーイズ』は小規模な自主制作作品ですが、全米公開から今までの10年の間に大作映画に出演するメインキャストも出てきました!
まず、メインメンバーの中では1番バカだが正義感のあるハッチを演じたダン・フォグラーは、「ハリー・ポッター」シリーズの最新作『ファンタスティック・ビースト』シリーズにジェイコブ・コワルスキー役で出演をしています。への出演を果たしました!
次に、メインキャストの中では1番オタクの外見をしたウィンドウズを演じたジェイ・バルチェルも、『ヒックとドラゴン』シリーズの主人公ヒック役や『魔法使いの弟子』ではニコラス・ケイジと共演しています!
最後は、メインキャストたちの中では紅一点で男よりも男らしい行動を取れて『007』の全悪役を把握し、『タイタンの戦い』が好きで「ゼルダの伝説」を全作遊ぶようなオタクのゾーイを演じたクリスティン・ベルは、あの『アナと雪の女王』アナ役を演じました!
ep1が駄作と言われる理由
本作のメインテーマにもなっている『スターウォーズ/ エピソード1/ファントム・メナス』は世間的には駄作と呼ばれることが多いのですが、その理由を3つ説明します。
まず1つ目がアナキンの過去話という無理矢理感。
これは過去の話を後にするとこじつけ感が出てしまうので仕方がないですね。
2つ目がep4〜ep6のキャラクターがあまり出てこない。
まぁこれも仕方がないですよね(笑)キャラクターが増えた点では出さなくて良かったのかもしれませんね。
3つ目が、ep4〜ep6が大ヒットしてたので期待値が半端なかった。
これはかなり高い要素かなと私個人は思います。『スターウォーズ』シリーズはep4〜ep6までが超ヒットしたのでそれの次回作を待つとなると自然に期待値が高まっていきまよね!
特に『スターウォーズ/ファントム・メナス』は公開前の期待値がかなり高くて、アメリカでは半年前から映画館に並ぶ人もいたそうです!
ファンの署名活動
2006年 『ホテル・ルワンダ』、2008年 『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』と、ファンの公開署名活動により公開が実現した名作たちがいくつも存在します!
本作『ファンボーイズ』も『スター・ウォーズ』ファンをはじめ多くの映画ファンが公開を熱望し署名活動が勃発しました!
1000名を超えるファンたちのアツイ思いが届き、2010年元日、DVDでの日本上陸を正式に発表しました。ですが、ファン達の本当の願いは映画館のスクリーンで観ること。その後も署名活動は続き、ついに念願の劇場公開が決定!
ファンの想いが伝わったんですね…!!
まとめ
『ファンボーイズ』★★★★☆
世界中に色んなジャンルの数えきれないオタクが存在するけど、作品やそのモノに対して全員持つ思いや熱量は同じなんだなと感じられる映画!
スターウォーズファンはもちろん大満足するが見たことない人でも惹きつけてしまう作品だと感じた!
なかなか売ってないけどDVD買っちゃおうかな?(笑)
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
『ファンボーイズ』公式サイト
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