〈ネタバレ無し〉人生の不条理を描く!主人公はのび太だよ!『ドッグマン』感想🎬
〈かわいいワンちゃんだね〉
どうも!じきどらむです!
梅雨が明けて夏日和が始まりましたね!毎日たくさんの汗をかき体も早速疲れてきましたね(笑)
そんな昨日、招待を貰い六本木のkino films様で独占試写会に参加してきました!
7月は試写会に参加しなかったので約1ヶ月ぶりの試写会でした。
今回先行で見させていただいた作品はこちらです!
『ドッグマン』という作品です!
テレビCMや有名映画館の予告やフライヤーにも載っていないので知っている方は少ないかもしれません。
実際私も予告を見るまで知らなく、犬と飼い主の幸せな話かなと思っていました。
実際、注射した直後の腕を強く押されるような映画でした!
世界的には評価も良い作品なので今回は『ドッグマン』の魅力を書いていきます!
★本作の一連の流れをドラえもんに置き換える事が出来たので後半に書いています。そこだけネタバレ注意なので宜しくお願い致します★
予告はこちらです⤵︎
分かりやすいあらすじ
イタリアのさびれた海辺の町で〈ドッグマン〉という犬のトリミングサロンを営むマルチェロ。
店は質素だが、犬をこよなく愛す彼には楽園だ。妻とは別れて独り身だが、彼女との関係は良好で、最愛の娘ともいつでも会える。地元の仲間たちと共に食事やサッカーを楽しむ温厚なマルチェロは、ささやかだが幸せな日々を送っていた。
だが、一つだけ気掛かりがあった。シモーネという暴力的な友人の存在だ。小心者のマルチェロは彼から利用され支配される関係から抜け出せずにいた。
ある日、シモーネから持ちかけられた儲け話を断りきれず片棒をかついでしまったマルチェロは、その代償として仲間たちの信用とサロンの顧客を失い、娘とも会えなくなってしまう。満ち足りた暮らしを失ったマルチェロは考えた末に、ある驚くべき計画を立てる…!
人生の不条理を描く
本作は『ゴモラ』『リアリティー』でカンヌ国際映画祭の審査員特別グランプリに2度輝いた、イタリアの鬼才 マッテオ・ガローネが監督です!
内容は1980年代にイタリアで実際に起こった事件を元に制作されていて、誰にでも訪れる可能性がある人生の不条理を描いた映画です!
主人公のマルチェロに「腹立たしい感情」か「共感する感情」のどちらかを持つかと思います。
9部門制覇
本作は海外ではかなり評価が高く“イタリア版アカデミー賞”ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、最多9部門を制覇しました!
世界が驚愕した“衝撃の問題作”が、8月23日に日本に上陸します!
マルチェロとシモーネ
映画本編を見ていて感じた事なのですが、主人公のマルチェロと凶暴な友人のシモーネがドラえもんののび太とジャイアンの関係性に見えてきました!
誰にでも優しく頼まれた事を否定せず過ごしていくと、人生を狂わされると感じさせられる作品でした。
誰しも起こり得る問題だからこそ、誰が見てもマルチェロの問題点を感じ、自分は同じ事はしないと心に誓う映画だと感じました。
ネタバレ注意
先程書いた通り主人公のマルチェロと凶暴な友人シモーネの関係性がのび太とジャイアンに見えたので、この先本作をドラえもんに置き換えてネタバレしています!
ご注意下さい!
『ドッグマン』ドラえもんver
我々の知ってるドラえもんの世界から20年後ドラえもんは居なくなりのび太はしずかちゃんと結婚しました。
2人の間には可愛い女の子も授かり幸せな生活をしていましたが、未だ支配力が強いジャイアンにそそのかされてのび太は警察に捕まりました。
そこから街の人達はのび太の事を相手にしなくなり、しずかちゃんとも離婚してしまいました。
悔しくなったのび太はジャイアンに仕返しをする為、言葉巧みにジャイアンを大型犬のゲージに閉じ込めました。
ですが、ジャイアンの力は強くゲージを壊し外に出ようとしたとき、慌てたのび太は鈍器で強く殴りジャイアンを殺してしまいました。
その後ジャイアンの死体にガソリンをかけ半分くらい燃やすと肩に担ぎ、早朝の街を彷徨い公園の真ん中で絶望しました。
普通の人がサイコパスに変わる瞬間を見れるので、その様な内容が好みの人にはオススメする映画です!
まとめ
『ドッグマン』★★☆☆☆
私は正直この映画の魅力が分かりませんでした。
ですが途中からマルチェロとシモーネがのび太とジャイアンに見えてきて楽しくなりました。
心の感情をカメラワークや息遣いで表現しているのでマルチェロの真の気持ちなどが伝わってきて良かったです。
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
『ドッグマン』公式サイト
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