〈ネタバレ無し〉無自覚な真実！サスペンスホラー！『ゲットアウト』感想🎬

〈出て行け〉

どうも！じきどらむです！

本日はホラー映画を紹介しようとおもいます！

ホラー映画と言いながらゾンビが出たり、人形が襲ってくるタイプの映画ではないです！

精神的にくるホラー作品になります（笑）

驚かす系より苦手な人が多い作品かと思いますが、ストーリー展開がかなり面白いく、アメリカレビューサイトで99%の高評価の結果を残したのでオススメします！

というわけで今回紹介するのは2018年公開の『ゲットアウト』という作品です！

こちらが予告になります⤵︎

分かりやすいあらすじ

ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。  

若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。 その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。 

翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりで気が滅入ってしまう。
そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、
「出ていけ! 」と襲い掛かってくる。

“何かがおかしい"と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが…！

表情で魅せるクリス

本作の主人公であり特徴的な顔を持つクリスはダニエルカルーヤが演じています！

ダニエルは『ブラックパンサー』やNetflix配信の『ブラックミラー』に主演しています。

タイトルから分かる通り最近の“ブラック（黒人）”が主役の映画にはよく出演している印象を受けます！

クリスは突如自分の置かれた環境が理解出来ず苦しみます。

ですが、自分の居場所や役目を理解した瞬間、映画を見ている人の気持ちを代弁するかの様に行動しだすので観ていて楽しいです！

作品の本質

不気味なオーラを纏う黒人の使用人は笑いながら涙を流します。

作品全体を通さないと“この意味”は分かりませんが、不思議とこちらまで不安な気持ちにさせられます。

今作は全体を通して黒人に対する白人の無自覚な差別を表現していると感じました。

意図的な差別意識が無くても白人は過去の教訓を学ばず自然に黒人を差別している事を脚本に上手く混ぜてきています。

人によって感じる事に差異は出るかとおもいますが基本的にはそのような意味が込められています！

アカデミー賞受賞

本作は低予算で製作されたホラー・サスペンス映画ですが、全米では初登場第１位を獲得し、レビューサイトでは多くの高評価を受けた結果！

アカデミー賞「脚本賞」を受賞しました！

現実社会の問題を上手くストーリーに織り交ぜてきてるので脚本賞を受賞したのは納得が出来ます！

日本の反応は

全米初登場1位を記録し、アメリカレビューサイトでは高評価99%を記録した上にアカデミー賞の脚本賞を受賞しましたが、日本では大きな評価を受ける事なく静かに公開を終了しました。

興行収入は1.5億円弱と大ヒットにはなりませんでした。

映画好きには好まれましたが大衆には受け入れられず、同時期に公開された『ブレードランナー2049』などの影響で静かに劇場公開を終えました。

本監督の新作

本作の監督であるジョーダンピール監督の新作映画がこちらです！

『Us』（アス）です！こちらは本作と似ていますが、黒人が主演のサスペンスホラーになっています！

日本では9月6日に公開予定です！

まとめ

『ゲットアウト』★★★★☆

差別的皮肉を含まなくても純粋にストーリーが面白かったです！

なかなかホラー系の作品は見ないのですがこれから見ようと思えるような映画でした。 

主演のダニエルカルーヤが出演している『ブラックミラー』も面白いので是非ご覧ください！

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした！

『ゲットアウト』を観たくなった方はこちらからどうぞ！

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