〈ネタバレ無し〉愛は波のように複雑である!『WAVES』感想🎬
〈彼は人間なんだ〉
どうも!じきどらむです!
昨日、4月10日から公開される『WAVES』の最速試写会に参加してきました。監督登壇の予定でしたがコロナで急遽来日キャンセルになりました。
そんな監督からビデオメッセージが送られてきたらしく、終演後スクリーンでメッセージが再生されました。とても可愛らしい方でした(笑)
という訳で今回は4月10日公開の『WAVES』の魅力を書いていきたいと思います。最後まで宜しくお願い致します!
予告はこちらです⤵︎
分かりやすいあらすじ
フロリダに住む高校生のタイラーは裕福な家に生まれ育った。彼はレスリング部の主力として活躍しており恋人もいた。羨まれるような生活を送っていたタイラーだったが、一つだけ悩みの種があった…!
タイラー
本作の主軸となっているのはタイラーという高校生です。彼の家は普通に比べると裕福な家庭なのですが、それが全ての原因にもなっていきます。
彼の家系は黒人家系なので、フロリダで豪邸に住むには父親の努力がありました。そんな父親は息子に対して必要以上に厳しく接します。
彼は比較的優しい人間でしたが、父親の問題や彼女との問題が積み重なり、自暴自棄になって取り返しのつかないことをしてしまうのです。
2部パート
タイラーを主人公ではなく主軸と表現したのは、本作が2部パートで製作されているからです。1部の主人公はタイラーで2部の主人公は彼の妹です。
主人公が途中で変わってしまっても作品の中心にタイラーの存在が大きく潜んでいて、前半と後半の切り替わりのシーンは天才的です。
前半と後半では色彩や画角が変化して物語の行く末を視覚でも表現しているように感じられますので、よければ意識してご覧になってみて下さい。
プレイリストムービー
本作は物語のキャラクターの心情を豪華アーティスト31曲の音楽で彩っており、新世代のプレイリストムービーと言われています。
冒頭に使用していた曲を後半にも使用していて、同じ曲なのに曲調の雰囲気が変化したように聞こえてきて不思議な体験を出来ます。
また、物語に相まって歌詞がとてもパワフルに刺さるので心を掴まれてしまいます。波のように複雑な“愛”の行く末を是非ご覧ください。
まとめ
『WAVES』★★★★☆
前半のインパクトが強すぎて後半は余韻で鑑賞してしまう映画です。これは決して悪い意味では無く全体を通して満足出来ます。
そして「一生に一度の傑作」という宣伝文句は監督の高校時代に感じた気持ちやキャラの心情の2面を表していることが分かりました。
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
『WAVES』公式サイト
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