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HSS型HSPを深く知るきっかけをくれた‟KIKIさん“
繊細過ぎる、わたしの性格には名前がある。
周りの空気を読み過ぎて、人に気を遣って、一人疲れ切ってしまう。
人から言われた些細な言葉が、いつまでも気になって頭を離れない。
他人が怒られていると、まるで自分の事のように感じて、胸が苦しくなる。
よく考えてから発言するので、「話のテンポが遅い」と言われる。
危険は冒したくないので、充分に下調べしてから物事に臨む。
楽しい会合は好きだけど、家に帰ると、どっと疲れる。
・・・私は子供の頃から、そんな性格だった。
「大人しい」「優しい」「真面目」などが代名詞の少年。
それがそのまま大人になった。
小、中、高、大学・・・何とか無事に過ごしてきたつもりだが、思い返せば、ちょっとした事で不安になったり、人の目が異常に気になったりする事がよくあった。
色々考えすぎて疲れる為、暇さえあれば寝ていた。
寝ている間は何も考えなくていいからだ。
「自分の人生はこんなものなんだろう」と思いながらも、生きづらさを感じていた。
「もっと図太く生きれたら、人生楽しいだろうな・・・」と、何度思った事だろう。
人の表情や声のトーンなんかで、人が何を思っているのかを想像したりして、一人で心を消耗してばかりの状況が辛かった。
この性格は何なんだろう、自分だけなのか?
ある日、書店で目にした「HSP」という言葉。
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)・・・ざっくり言うと、ものすごく感受性がつよい人を指す言葉だ。
今ではよく見聞きするようになった言葉だが、当時の私はすごく驚いた。
「あ、他にも自分みたいな人がいるんだ!!」と、感動した。
なんだ、そうだったんだ。
自分は元々、HSS型HSP(刺激追求型HSP:詳細は前述のリンク先参照)という気質なんだ。
そう思うと、心がフッと軽くなった。
そして、もっとHSPの事が知りたくなった。
そんな時、ツイッターで出会ったのが、在宅フリーランスのKIKIさん。
KIKIさんは、HSS型HSPであるご自身の経験をもとに、同じように悩んでいる人のヒントになる情報を積極的に発信している。
ツイートの内容は、本当に共感できることばかりだ。
HSP特有の心情が言語化されているので、読むと心が軽くなる。
KIKIさんの存在は、同じ気質を持つ私にとって、安直な表現かもしれないが心のオアシスのように感じている。
KIKIさんは、「KIKI's log」というブログも運営されている。
ご自身の体験談やHSPの適職に関する記事、実生活で役立つ情報、関連書籍の紹介、他にも、様々なHSPの人達の体験談を集約して、より多くの人に役立ててもらう為の参加型のコンテンツ(著者も参加させて頂きました)等もある。
また、翻訳家としての一面もあるので、それらの記事も読みごたえがある。
ここでは説明し尽せないので、詳しくはKIKI's logを参照願う。
HSPという言葉自体は浸透していても、実際どんな対処法があるのかは、まだまだ広まっていない。
そんな中、HSPの生きる道を率先して示してくれているのがKIKIさんだと思っている。
私が長年悩み苦しんだ、このHSPという気質。
これを深く知るきっかけ、また発信するきっかけを与えてくれたKIKIさんには本当に助けられたと思っている。
同じように悩んでいる人がいれば、ぜひブログを訪れてみてほしい。
きっと心が楽になる。
※ちなみに・・・この本もKIKIさんの紹介で読んでみました。
こちらも、すごく楽になれますよ☺