#4 自分のことが嫌いな君へ
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自分のことが嫌いな君へ
こんにちは!
私も貴方と同じように、中々自分自身と和解出来ない者です。
今でも、私は自分のことがあまり好きではありません。
更に、去年の自分は「あまり好きじゃない」ところか、むしろ嫌いです。
一昨年の自分はもっと嫌いです。
時間を遡れば遡るほど自分が憎たらしく思うのです。
でもある日気付きました。
まだ自分を好きになれなくても、その分あまり嫌いじゃなくなっていると。
辛うじて頑張っている。それだけでも、諦めなければちょっとは自分を愛せるようになれるのだと。
そしてよくよく考えてみると、私に対する人々の態度にも同じ現象が起こっていることが分かりました。
中学時代までは、私をいじめる人がたくさんいました。
が、高校、大学になるにつれていじめはなくなり、時々冷たくされたり皮肉を言われたりするだけで済みました。
卒業後は無事就職出来ましたが、勤め先はブラック企業で、本当に心が折れかかりました。
結局退職し、アルバイトからやり直すことになりましたが、相変わらず安定出来ず転々としていました。
けど不思議なことに、勤め先を変え続けていくうちに、どんどん職場環境が良くなっていったのです。
その原因の一つに、私自身の変化があるのだと思います。
怒られてばかりである人から、頑張りを認められる人になりました。
笑顔が柔らかくなりました。
やる気も増えました。
その後就職活動に再チャレンジしても落ち続けましたが、面接を繰り返すうちに自分をより客観的に知ることが出来、また度胸もつきました。
そしてついに今の会社に入り、上司や同僚からたくさん可愛がれ、しかも頼れるまでにもなりました。
認めざるを得ないのは、私は確かにあまり可愛げがなかったことです。
バカだったし、無能でもありました。
身体も弱かったので、周りに迷惑ばかりかけていました。
けどそれでも諦めなかったおかげで、自分が変わり、周りの人の態度も変わりました。
だからどんなに自分自身がどうしようも無い人間だと思っていても、努力はし続けるべきだと思います。
自分を嫌う度合いが少しでも和らぐように、
周りから受ける傷が少しでも減るように。
愛せる人が一人でも増えるように。
その為に頑張り続ければ、毎日ちょっと幸せに近づくことが出来ます。
今はまだどうしようもないかもしれませんが、
明日はもっと自分を嫌わなくなるように、
明日は心が怪我する回数がもっと少なくなるように。
そのように、貴方にも是非諦めないでいて欲しい。
と、私は今日ようやくこれらを悟れました。
忘れないうちに書き残します。
この記事が、必要な方の元に届きますように。