#54 私は自分の為だけに絵を描く、イラスト★LOVEパーリーピーポー
(1225字・この記事を読む所要時間:約3分 ※1分あたり400字で計算)
ここ最近、狂ったようにイラストを描いている。
平均1日に1枚は描いている。
いつも寝る前に1枚仕上がるのだが、その後はほぼ必ず次の1枚の下書きも合わせて描き上げておく。
そして次の日、会社のお昼休憩、昼食後の15分の間に線画&べた塗りを終わらせる。
退勤後は、影や服のしわといった細々した表現を描き込み、背景をささっと付けてネットに投稿する。
こんな生活を、もう2週間近くもしている。
仕事が辛くてもどうってことないさ。
休憩時間や退勤後に絵が描けるから。
嫌なことあっても平気さ。
好きな音楽ガンガンかけてイラスト描いてりゃ、暗い気持ちも吹き飛ぶから。
料理が運ばれるのを待つ間、レストランのテーブルで描く。
揺れる電車の中で描く。
健康診断の待ち時間、待合室で描く。
描く、描く、描く。
脳内は、毎日構図の構想で溢れている。
ポーズ集も買い、描きたいと思った動きを一刻も早く具現化したいといつもウズウズしている。
にやにやしながらペンを握る。
ドーパミン出まくり状態。
エブリデーハッピー。
こんな生活を、もう2週間近くもしている。
イラストにここまでドはまりしたのは初めてだ。
以前もちょくちょくお絵描きはしていたが、ここまでのめり込むことはかつてなく、
どちらかというと絵を描くことに対し苦手意識でさえ持っていた方だった。
典型的な「絵心無しマン」なのだ。
子供の頃から、絵が褒められたことなんてあまりないのである。
それでも必死にイラスト練習していた時期はあって、時々「我ながら良く描けたのでは」と思える作品が出来上がることもあったが、
「別の人のをなぞったの?」だの
「本当に君が描いたの?」だの
心無い言葉を投げかけられることが多く、私の自信はとうの昔にポッキリ折れてしまっていたのである。
それなのに。
こんな生活を、もう2週間近くもしている。
脳内の妄想が実際のイラストになり、目の前にイメージがどんどん広がっていくのがとにかく快感だというのもあるが、
私の中の「絵」に対するリミッターが外れた一番大きな理由は、やはり
かつての自分と比べ、
あまり他人にどう見られるのか気にならなくなった
にあるのではと思う。
正直、今でも自分の絵心に自信があるわけではない。
デッサン等といったちゃんとした絵の練習もしたことがなく、
描き方が分からない時は似たような構図のイラストをネットで調べ、気になる部分をガッツリ観察しながら真似する、というスタイルなのだ。
プロの方に見せればツッコミどころ満載のイラストかもしれないが、今の私にとってそれは
全て関係ない!
私が楽しめる方法で、私を喜ばせる構図で、私が出したい表現で絵が描ければ、もう十分。
自分の最新作をニタニタ見つめながら大満足な気分でオフトゥンインする時間がたまらなく幸せなのである。
このイラスト★LOVEパーリーピーポーな状態がどこまで続くのかは分からないが、しばらくは思うままに、描けるところまで描こうと思う。
過去の私へ。
自分の為だけに絵を描いたって、全然良かったんだよ。
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