この子たちと、生きていく⑥
育ち合う。
森のようちえんごろすけの、夏祭りに参加してきました🏮
ヨーヨーやスーパーボールすくい、
水遊び、
フィールドビンゴ、
お腹がすいたらみんなでカレー🍛
0歳から小学生まで
色んな年代の男女が集まって
一緒に遊んだり、ケンカしたり。
それはそれはにぎやかで
見ているこちらまで楽しくなります😊
児童精神科医 佐々木正美先生の著書の中で
「子どもは育ち合う存在」
という表現がありました。
「自分の子どもといっしょに育ち合ってくれるこどもがいる。
自分の子どもはよその人に育てていただく。
そのかわり自分も、よその子どもをいっしょに育てるつもりで接する」
幼い子を見て、見ず知らずの大人たちが目を細めるのは
その子の未来や生命力に喜びを感じるからだと思う。そうして本来は、みんなが小さな命を守り、育てようとするようにできているのだと思う。
森のようちえんの子どもたちを見ていると
一人一人の個性が愛おしくて
会うたびに成長を祝福したくなる✨
ほんの少し前。
自分が子育てに「一生懸命すぎた」頃は
子どもたちは「育ち合う」存在というより
「同じように育てる」ものだと思っていました。
家で一対一で向き合っているときには安らかなのに、
健診とか、幼稚園とか、
ほかの子と接する機会があると
我が子が同じように成長しているか気になってしまう。
その成長の全責任を負っている気がして
またプレッシャーを感じる。
他人や世間に「基準」を求めていたのだと思う。
今でも不安は消えなくて
外側に正解を求めたくなる時もあるけれど
目の前の子どもが
幸せそうにしているか?
楽しそうにしているか?
自分を生きているか?
それを意識できるようにはなってきたと思う。
親も子も、一緒に「育ち合う」
森のようちえんには
どんな親子も、まるっと包んでくれる暖かさがある。
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