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2022年5月9日 08:39
涙が出そうなのを必死にこらえてる彼をみて、一生幸せでいてほしいと、ひどく思った。会場を見る瞳が、愛おしいものを見るようなそれをしていたから。キラキラ反射していて、涙が、泣いているのはいつも私ばかりだけれど、このときだけは彼も泣いていて、愛おしくて、愛おしくて愛おしくて抱きしめるような瞳をしていたから、私も愛おしくて愛おしくて、愛おしくて仕方がなくなった。彼のやわらかい声が、私の耳を撫でるから、ま