【新高校生、保護者必見】高校将棋部はいいぞ
こんにちは、ぜっとです。
新年度いかがお過ごしでしょうか。
今回は入学シーズンということで、
私が10年前高校生だった時の経験をもとに
高校将棋部の魅力をお伝え出来ればと思います。
新高校生や保護者、特に以下に当てはまる方は
ぜひ読んでいただきたいです。
地方の進学校に入学した
入る部活に悩んでいる
部活と勉強を両立したい
成績を上げたいなら将棋部一択!!!
将棋部をおすすめする最大の理由、それは
「成績が上がる」ことです。
私は島根県松江市の某進学校将棋部出身ですが、
私の±1世代の進学実績は以下のとおりです。
(全て現役合格です。)
1つ上 東京大学
私の代 東北大学 大阪大学
1つ下 東京大学
確か2つ下は京大行ったはずで、
他にも国公立大学に現役合格した
部員は毎年複数います。
部員は1学年5、6人程度と小規模でしたが、
高校、いや県の進学実績を大きく担っていると
言っても過言ではない結果を出しています。
また全員が最初から学年トップクラスの
成績だったわけではなく、入学時は
学年全体の上位50%以下だった部員が
最終的には旧帝大に現役合格した例もあります。
というわけで、勉強を頑張って受験の可能性を
広げたい人に将棋部はめちゃくちゃおすすめです!
高校将棋部のメリット① 勉強が得意な人が多い
ここからは勉強するのに将棋部がなぜ良いのか
具体的なメリットを述べたいと思います。
まず一つ目は「勉強が得意な人が多く在籍している」
ことです。
私の代は一定期間、3人同時に理系数学で
トップ10入りしてたくらい高レベルでした。
厳密な理由は分かりませんが、感覚としては
勉強が得意な人は頭を使う戦略的なゲーム
が好きなことが結構多く、毎年一定数そういう人が
将棋部に入ってきます。
実際、地方大会上位は進学校の生徒ばかりでしたし、
大学将棋も関東なら東大早稲田、関西なら立命京大が
強く将棋指しには勉強ができる人がまあまあいます。
(余談ですがポケモンや麻雀が強い人にも高学歴が
結構いますよね。)
賢い人が周囲に多いとなぜ良いかというと、
成績を上げるために「勉強できる人を友達に持つ」
ことが非常に有効だからです。
理由は勉強のやり方を真似できる、
勉強ムードを感じてモチベを維持できるなど
いろいろありますが、私の経験上、
周囲に勉強が得意な人が多いことはとにかく
プラスの要素が多いです。
同級生が「テストで○○点取った」なんて言った日には
危機感爆上がりだった記憶があります。
高校将棋部のメリット② ゆるい!!ゆるすぎる!!!
二つ目のメリットですが、
「緩すぎて勉強の邪魔をしない」ことです。
母校の将棋部は決まった活動日はなく、
各自好きな時に来て好きな時に帰っていました。
(なので必然的に幽霊部員が多発します笑)
おそらくほとんどの高校は同じ感じだと思います。
運動部みたいに毎日朝練や夜遅くまでの練習があり、
帰ったころには勉強する元気が残っていない、
なんてことはあり得ません。
土日の活動も年に数回大会に参加するだけです。
また活動中も将棋をのんびり指しながら
勉強や趣味のことを部員同士で仲良く話しており、将棋をせずに1局指したら満足してあとは気が済むまで
おしゃべりして帰る、なんて日も少なくありません
でした。
(皆でゴッドフェスを引くとか・・・ ←古い!笑)
程よく時間をつぶして帰宅でき、あとは飯食って
万全の状態で2、3時間勉強して寝るだけなので
生活リズムも維持しやすいと思います。
帰宅部あるある(?)の
「時間がありすぎて勉強する気にならない」症状
にも悩まされません。
将棋部に入るハードルは高い?
「でも将棋部って結局将棋しないと
いけないんだよね。難しそう…」
「同級生がガチ勢ばかりだったらどうしよう…」
ここまで読んでいただいた方でこう思う人は
多いのではないでしょうか。
私は小さい頃から将棋をかじっており
将棋部に入ることは決めていた側の人間でしたが、
結論から言うと「ノープロブレム」です。
前述のとおり将棋部はひっじょう~~に緩いので、
「クラス以外のコミュニティで新しい友達作るか」
くらいの気分で行けば大丈夫です。
初心者が入部することはごく普通のことですし、
ルール自体はすぐに覚えられます。
もし「真面目に活動しないと先輩に睨まれるのでは…」
と不安に思うのであれば、とりあえず週2、3回部室に
顔を出してみましょう。
いつの間にかあなたは”超優秀な将棋部員”と
認定されます。
そうです、将棋部員は部室にいるだけで
優秀なのです(笑)。
あとは流れに任せて良き将棋部ライフを
お楽しみください。
また、部室に顔を出していれば自然と将棋も
強くなります。
この記事の趣旨は「将棋部に入ろう」なので詳細は
省きますが、地域によっては初心者で入部しても
卒業までに全国大会へ出場できるかもしれません。
(実際、私の同級生は初心者で入って
3年生の時に全国大会行きました。)
というわけで将棋部のハードルは低い、
というかありませんので、
まずは部室をのぞいてみてはいかがでしょうか。
まとめ
高校将棋部は放課後ライフを満喫しつつ
勉強も頑張ることができる
優秀なコミュニティということが
ご理解いただけたでしょうか。
少しでも良さそう、と思った方は
ぜひ一度部室へ足を運んでみてください!
今回は以上です。
読んでくださった方、ありがとうございました。