見出し画像

個人的に好きなピアノの曲の紹介②

こんにちは、ゼシカです。
今日は個人的に好きなピアノの曲の紹介
についての記事です。

noteの記事として音楽関連に関する
記事を書いているときに
ふと気がつきました。
そういえば、midi鍵盤の紹介しといて
ピアノについて触れてないなと。

ということで、
前回の続きとして
今回もピアノのみを使った
ピアノ曲のオススメ5つを
書きます。

演奏したくなることもあるかと思うので、

①⇨楽譜が難しい
②⇨習ったばかりでも頑張れば発表会で
  弾けるかも


という形で記事を分けて配信しています。
(ピアノ曲を聴く専門であれば、
どちらも読んでください)

ちなみに私のピアノ歴は
小2~6年、と大学1~4年です。
大学は特に半年で1回の実技試験があるので、
それなりに練習していました。

オススメ①

ゴセックの「ガヴォット」です。

「ガヴォット(gavotte)」は、
フランスの古典舞曲で、
踊りの発祥地ガヴォ(Gavot)に由来します。

「ガヴォット」は多くの作曲家によって
書かれましたが、その中でも
フランソワ=ジョゼフ・ゴセック
(François-Joseph Gossec/1734年-1829年)の「ガヴォット」(この曲)は特に有名です。
ゴセックの名前は聞いたことがなくても、
この作品の冒頭のメロディーは
誰もが聞いたことのある音楽です。

元々はヴァイオリンと管弦楽のために
演奏される曲でしたが、
今日では様々な楽器で演奏されます。
この曲は、ゴセックが作曲したオペラ
『ロジーヌ』の一部が元となっています。
ゴセックはバロック時代の後半に生まれました。
ベルギーで生まれ、
フランスで活躍した音楽家です。

これは、小学生のピアノの発表会で
演奏しました。
装飾音があり、
かわいらしさがある曲だと思います。
また中間部では、教会の響きを
イメージしたような
フレーズになっています。
小さい手で弾くのは
少し大変だった記憶があります。

オススメ②

エステンの「人形の夢と目覚め」です。

テオドール・エステン
(オースティン、1813-1870)は、
ドイツ・ベルリン出身のピアニスト・作曲家、
ピアノ教師です。
ピアノと作曲の他に声楽と弦・管楽器と
幅広い楽器の演奏技術を
習得しました。
彼の作品は、華やかな技巧と歌謡性豊かな旋律を融合した、詩的な標題を持つ小品が多いです。

「人形の夢と目覚め」は全6曲から成る
【子供の情景 op. 202】の第4曲として
書かれたものになります。
曲は全体を通してハ長調で書かれ、
4つの部分に分けることができます。
それぞれに英語による発想表記が書かれ、
情景を演奏者が想像しやすく
(表記のない版もある)、
エステンの優れたピアノ教師としての
力量を窺わせる、
演奏技巧を発展させる為の工夫が
随所に散りばめられていることも
特徴になります。

この曲の一部は
お風呂が沸いた時の音としても
使われているので、もしかしたら
みなさん、聴いたことがあるかもしれません。

オススメ③

シベリウスの「樅の木(5つの小品)作品75-5」です。

「樅の木」は、それぞれの曲に
樹木の名が付けられた
ユニークな「5つのピアノ小品」
作品75の第5曲で、
シベリウスのピアノ曲の中では
最もよく演奏される作品の1つです。
曲は、短い前奏によって追憶の念を
呼び起こすように始まり、
すぐに孤高に佇む
樅の木を思わせるメロディーが現れます。
美しく繊細なハーモニーに伴われた
抒情的フレーズが
何度か繰り返された後、
約1ページに及ぶカデンツァ風の中間部で
一気に緊張感を高め、
最後は余韻を残しながら
静けさの中へ消え去って行きます。

シベリウスは、ピアノ曲以外にも
7曲の交響曲や交響詩「フィンランディア」
などのオーケストラ音楽を
数多く作曲しています。

私は2年の時の試験曲でした。
カデンツァ風のところが弾き心地が
よくて、よく指の赴くままに弾き
レッスンでは怒られました。
内声が綺麗な曲です。

オススメ④

ドビュッシーのベルガマスク組曲より
パスピエです。

フランスの作曲家クロード・ドビュッシーが1890年、28歳の時に作曲したピアノ曲集
「ベルガマスク組曲」の
1曲目に収録されている曲です。

曲集タイトルの「ベルガマスク(bergamasque)」とは、
イタリアの都市「ベルガモ(Bergamo)」
にちなんだ
「ベルガモの」という意味であり、
ドビュッシーがこの曲集を作った時期に
影響を受けていた
詩集の一節に使用されている言葉でもあります。

「パスピエ」とは、軽やかな足取りが
特徴的なヨーロッパの
古い舞曲形式のうちの1つです。

本来のパスピエと拍子の系統(リズムの取り方)が違う理由は、
この作品を作る際ドビュッシーは
当初「パヴァーヌ」という
別の舞曲の性質を考えて制作していたため
と考えられています。

この曲はドラクエシリーズの音楽を作っている
すぎやまこういちさんが
実際モチーフとして意識したらしい曲
と言われています。

オススメ⑤

チャイコフスキーの四季より「10月」です。


四季
(しき、原題(フランス語):Les Saisons)は、ピョートル・チャイコフスキーが作曲した、
ロシアの一年の風物を各月ごとに12のピアノ曲で描写した作品集です。

サンクトペテルブルクの
音楽雑誌『ヌーヴェリスト』
(「ゴシップ好き」または
「短編小説家」の意味)の企画依頼で
1875年から翌年にかけて作曲され、
1885年に曲集として出版されました。
12曲とも三部形式で書かれています。
また、各曲ともロシアの詩人が各月の風物を
題材にした作品を
参考にしているといいます。
作曲当時ロシアではユリウス暦を
使っていたため、
それぞれの月の季節感は
現在と多少ずれています。

この曲は1年の試験曲でした。
ニ短調で、とても暗い入りを見せますが、
ものさびしい季節の情感を
シンコペーションを使って
歌い上げているところが
気に入っています。

最後に

いかがでしたでしょうか。
前回と比べて比較的バランスの良い感じの
オススメできた気がします。

記事を書いていくうちに感じたこととして、
印象派の曲で(主にドビュッシーとラヴェル)の
ピアノ曲で推したい素敵な曲があるので
いつか記事にできたらと思っています。

ピアノ弾きたい方は楽譜の
URLも貼りましたので、
そこからぜひ購入ください!

以上になります。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。

フォローとスキを押していただくと
励みになります。
フォローが100人になるまでは
フォローバックする予定なので、
ぜひ繋がってくれると嬉しいです。


この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします🙇 いただいたサポートは音楽活動費に 使わせていただきます! いい曲を世に出して行けるように 毎日必死に頑張ります💪