空間認知力を上げるための方法とは?
みなさん、こんにちは。
今回は契約先のバレーボールチームでのことを例えとし、
空間認知について考えていこうと思います。
空間認知脳を狂わせるものとは?
通常、部活の練習場所は学校の体育館です。
毎日練習するため、体育館の広さや天井の高さ、
コートの広さや、ネットとの距離感等、
様々な空間に対して、認知度が上がります。
しかし、練習試合や地区大会では、同じ空間とはいえません。
広い体育館になると、
サーブやサーブキャッチをいつも通りに行えるかどうか、
慣れていない選手にとっては、パフォーマンスに対してネガティブ要素となります。
サーバーにとってはレシーバー、
レシーバーにとってはサーバーが遠く感じやすくなるためです。
それが空間認知脳に狂いを生じさせ、
エラーの発生率が高くなるのです。
といいつつ、空間認知度をそこまで下げずに行うことができるプレーもあります。
スパイクであれば、ネットがあるためボールとの距離感をつかみやすいです。
トスであれば、アンテナがあるためズレが極めて少なくなります。
スパイクレシーブであれば、ネットとブロックがあるため位置取りは間違えません。
バレーボール以外にも、野球のピッチャーであれば、
「〇〇球場はコントロールが定まるけど、どうも△△球場はボール半分のコントロールが定まらないんだよなー」ということがあります。
それは、東京ドームと神宮球場では、マウンドに立ち、そこから見る景色は全く違うからです。
その風景には大きく2つの違いがあり、、、
・ホームからバックネットまでの距離と形状
・バックネットの色や形状、素材
こんな具合です。
マウンドからホームベースまでの距離は18.44mと絶対に決められているハズなのですが、
こんなことから遠く感じたり、逆に近く感じたりする球場があるのです。
空間認知を狂わせる要因をまとめると、、、
・時間的要因による認知の遅れ
・距離的要因による認知の遅れ
このような空間認知脳を狂わせない方法を2つあると考えています。
①姿勢調節による空間認知の調整
②背骨と腕を分離した身体操作
このあたりを突き詰めていくと、
どんな球場や体育館でもいつも通りのプレーができるようになるのではと考えています。
姿勢調節による空間認知
空間認知には「姿勢調節機序」が関わっています。
平衡バランスのことです。
この平衡バランスは東洋医学的に「冬」に整える必要があるとされています。
冬は「腎臓」や「膀胱」が疲れやすいといわれており、
悪化することで発生する代表的な症状は膀胱炎です。
ここまでを逆算して考えてみます。
膀胱炎発症=「腎臓・膀胱」が疲労している
↓
平衡バランス=姿勢調節機序も弱まる
↓
空間認知できなくなる
もし東洋医学的な要因で空間認知ができていないとしたら、
ラボ式トレーニング&コンディショニングで改善できるでしょう。
空間認知能力を高めたいと考えている方は、
冬の時期に平衡バランストレーニングを集中的に行うことをおすすめします。
姿勢調節ストレッチ3選
姿勢調節ストレッチをお伝えします。
姿勢調節機序が空間認知能力に関わっておりと序盤でお伝えしました。
姿勢調整ができるようになれば、自然と空間認知能力を高めることができるのです。
ぜひ参考にしてみてください。
ストレッチ①
https://youtu.be/zawoMBNEFkU
1.仰向けに寝て、両手は上に伸ばし、両足は肩幅より広めに広げます。
2.大きく息を吸います。
3.息を吐くときに、両手を斜め上方向に、両足を下方向に伸ばします。
ポイント
足を下方向に伸ばすときは、つま先を天井に向け、かかとを突き出すようにします。
ストレッチ②
https://youtu.be/bnG3i89lDvw
1.仰向けに寝て、両手は上に伸ばし、両足は肩幅より広めに広げます。
2.大きく息を吸います。
3.息を吐くときに、両手を斜め上方向に、両足を下方向に伸ばします。
4.肩とかかとで床を押し、背骨とお尻を上に上げます。
ストレッチ①よりさらに身体を伸ばすことができます。
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