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クライアントの悩みを解決へ導く方法とは?~重心移動編~

みなさん、こんにちは。

トレーナーのみなさんは普段から様々な悩み相談を受けるでしょう。

そんな時どのような手順で解決に導いてあげていますか?

今回は以前されたとある相談をもとに、
解決までの流れについて書いていきます。

悩み相談の解決方法に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

相談内容

相談してきたのは野球部の学生です。

彼の悩みはというと、

・ボールをインパクトポイントで打てない
・ボールにしっかり当たらない
・カラダ全体を使えていない
・どんなトレーニングをすれば良いのか分からない
・手首の使い方が分からない

この場合、悩みが多すぎて、
本質的な問題が見えていないケースが多いです。

こんな時、実際のプレーを見て、
どんな問題がありそうかを観察します。

観察して感じたことと、実際に悩んでいる項目を当てはめます。
そして、重要な項目を絞り、トレーニング内容を構成します。

トレーナーとして必要なことは、
・動作の観察
・トレーニング内容の選択と構成
だと考えます。

パフォーマンス向上のために一番解決する必要がある悩みが何か判断し、
それに合わせたトレーニングを構成しましょう。

本質的な問題

実際に悩んでいる彼のスイング動画を見たとき、
以下のことを感じました。

・重心位置が不安定で正中線が前後にズレている
・インパクト時に力んでいる

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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