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トレーナー必見!新人研修ポイント

みなさん、こんにちは。

本日は新人の施術家やトレーナーへの研修に役立つトピックです。
4月には新入社員がやってくることでしょう。
研修内容を考えている方がいましたら、ぜひ参考にしてみてください。

マニュアルコンタクトを極める方法

施術家として一番重要なことのうちの一つは「マニュアルコンタクト」です。
マニュアルコンタクトとは何か、みなさんは知っていますか?

マニュアルコンタクトとは…
アプローチしたい箇所(筋肉)を正確に触る(捉える)こと

これにより、患者さんの痛みへ的確な治療ができるのです。

このマニュアルコンタクトの上達には、3つの項目を練習する必要があると考えています。

①筋肉を書写ではなく、描写をする
②筋肉の形(アウトライン)・起始・停止・運動点を正確に把握する
③施術練習を通して、正確に触れるようにする

筋肉のうち、浅層と深層を脳内でイメージするのは難しく、
理解できているかどうか、施術としてアウトプットしたときに質の差が生まれます。

例えば、臀筋群(お尻の筋肉)は大臀筋・中臀筋・小臀筋の3つの層に分かれていて、
それぞれの形状が微妙に違います。
そのため、角度を変えて見なくては、筋肉をスケッチすることも、正確に触ることもできません。

大臀筋は表層にあり、一番大きい筋肉なので、どんな姿勢(仰向け以外)でもイメージできます。
しかし、深層の中臀筋や小臀筋は格段にイメージする難易度が高くなるため、
横向きで寝た状態以外はイメージしづらく、触りづらいです。

つまるところ、深層の筋肉になるにつれ「描きづらく、触りづらい」のです。

なので、まずは表層から理解し、それから深層を理解という順番が重要です。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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