「屋台は高速回転で」と教えを乞う
博多に来て思い出すのが、昨年末の出来事。
佐賀から東京に戻る途中、天神で一泊するスケジューリングだった。
福岡には何度か宿泊するも、天神地区には初めて足を踏み入れたため、有名な中洲での「屋台」を体験すベく心は踊る。
とはいえ、翌日のフライトは早朝のため川沿いまでは足を伸ばさず、ホテル前で出店されている「屋台」で済ませ、「経験をつめれば良い」と割り切るのだった。
ほどほどで帰ろうと策を講じたのだ。
結果的には、その策は奈落の底に崩れ落ちることになる。
というのも、ラーメンとビールを注文したところで、隣の席に入ってきたおっちゃん二人に肩を組まれ、「いしちゃんはどこから来たんだ!」ってな話で盛り上がり、そこから4件ハシゴすることになる。
気前の良いおっちゃん達は全ての店でご馳走してくれた。
さらに、「屋台のいろは」をご教授していただくことに。
どうやら、たくさんのお店を周り、各店の「色(コンセプト)」を見つけるのが醍醐味のようで、その「色」に対して「味」が満足行く店を見つけられるか否かが、「屋台マスター」の腕の見せ所というワケだ。
その為、「一杯」と「一品」の高速回転で、おっちゃんが座るイスの回転率は常人の3倍は下らない。
最後に訪れたお店では、石川だけが居座ることとなり、ソコの店主と雑談を繰り返すことに。
話を聞くと、肩を組まれたおっちゃんは、この地区の屋台の「主」的な存在のようで、天神地区の屋台界隈業界で知らないヒトはいないと言われるほどだ。
昨夜、再び天神に足を踏み入れたこともあり、お礼と手土産の焼酎を抱え、そのおっちゃんの屋台を訪れようとしたのだが、全力で空振りしてしまった。
また次回、「屋台」を楽しむ機会をいただくこととなった。
その時は、教え通りに「一杯」と「一品」で、その店の「味(コンセプト)」を自分なりに分析したいと思うところだ。
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