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胸骨の柔軟性はパフォーマンス向上につながる

みなさん、こんにちは。

今回は胸骨の柔軟性が姿勢改善と呼吸のしやすさに繋がることについて、
まとめていきます。

運動をしている方もそうでない方も、
胸骨の柔軟性は生活パフォーマンスの向上につながるため、
多くの方の参考になると思います。

なぜ胸骨の柔軟性が必要なのか?

胸骨が硬くなる原因の一つは、
アルコールの摂取による肝臓が硬くなることです。

肝臓が硬くなると、横隔膜も硬くなります。

そうすると、息を吸い込んだとしても横隔膜が充分に下がらず、
肺にスペースができないため、酸素を充分に取り込むことができません。

その結果、「肩こり」「首こり」などに悩む方が増えると共に、
脳に酸素を送り届けることができず、一日中「ボーっと」した腑抜けになってしまいます。

ここまでのことをまとめると、、、

①肝臓・胃が疲労し横隔膜が硬くなる
②横隔膜が下がらず肺にスペースが生まれない
③息を吸っても十分な酸素が入らない
④脳に酸素が送り届けない
⑤思考することを脳が拒む

こんな悪循環が待ち侘びているため、
胸郭・胸椎・肋軟骨・鎖骨・肩鎖関節などの心臓と肺を守ってくれている肋骨周りの臓器を、
柔らかくすることを見落としてはならないのです。

胸骨体の「溝」を開けよう!

胸骨の構造を簡単にまとめると、
3つからできています。

①胸骨柄
②胸骨体
③剣状突起

さらに、肋骨が背部に向けて心臓と肺を覆い被さるよう形成され、
背骨である胸椎に付着しています。

周囲の筋肉や関節が硬くなり肋骨が押しつぶされると、
心臓と肺が押しつぶされて、苦しくなることが想像できます。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

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