スポーツ動作の動き出しは○○から!

みなさん、こんにちは。

本日は運動を行っている方、
身体の使い方について指導している方、におすすめの記事です。

スポーツにおける、動作の動きだしについて考えてみましょう。

動き出しがスムーズであれば、無駄な動作がなくなり、
パフォーマンス向上が見込めます。

しかし、動き出しがドタバタしてしまうと、想定した動作にならず、
チームワークが崩れてしまったり、チームの作戦が失敗に終わってしまう可能性が上がります。

1人の動きがチームに大きく影響してしまいます。

1人で行うスポーツの場合は、
動き出しがスムーズではないことで、
ケガをするリスクが高まったり、目標が達成できないということが起こりえます。

どんなスポーツにおいても、パフォーマンスの向上には、
各動作の動きだしが需要なのです。

その動き出しのスムーズさに大きく影響するのが、「胸椎」なのです。

まずは胸椎について説明していきましょう。

胸椎の可動域

胸椎とは、脊椎の一部です。
身体の上から、「頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨」で構成されています。
胸椎は、頸椎と腰椎の間にあり、脊椎の中央を構成する部分であります。

この胸椎に関することで、
指導先にて、必ずといってよいほど聞いている質問があります。

それは、、、

「カラダを125度捻じるとき、胸椎・腰椎・股関節はそれぞれどれくらい捻じることができるでしょうか?」

多くは「腰椎が一番大きく動く」と回答しています。
腰でカラダ全体を回していると思っている人が多いんですよ。

実はこれは間違いなのです!

正しくは、、、

胸椎:30度
腰椎:5度
股関節:90度

一番捻じっているのは「股関節」、
一番動かすことができないのは「腰椎」なのです。

この理論はぜひ頭に置いておいてほしいです。

ここで見落としがちなのが、「胸椎」。
腰椎が動かせないのは意外ですが、
胸椎が思ったより動くんだと思う人も多いのではないでしょうか?

胸椎をしっかり動かすことができることは
運動パフォーマンスの向上に大きく関わってきます。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

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