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捻挫予防に効果的!足指トレーニング

みなさん、こんにちは。

今回ご紹介したいのは「足指トレーニング」です。

春先は捻挫やシンスプリントの故障が多くなるため、ケガの予防やパフォーマンス向上のカギとストレッチ&トレーニングになります。
実際のトレーニング方法を動画でお伝えしますので、
ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。

私は学生時代バレーボール部でしたが、
練習中に誤ってボールを踏んでしまうシチュエーションや
ネット際でのプレーで他選手の足を踏んでしまうシチュエーションで
捻挫をするケースをみてきました。

また、他のスポーツ、バスケットボールでは
リバウンドの着地で他選手の足を踏み、
捻挫をするケースがあります。

捻挫だけではなく、
足骨の骨折が起こる可能性もあります。

もちろん、バレーボールやバスケットボールだけでは、
かなり幅広いスポーツで捻挫をするケースがあります。

そのため、捻挫は多くのスポーツ選手がなりやすいケガといえるでしょう。
ぜひ予防したいですよね。

捻挫や足の骨折などの予防に関わると考えているのが、
「足指の強さ」です。

今回はこれについて考えていきましょう。

捻挫予防 × 足指の強化

足指の強さとはいったい何を指すのでしょうか。

ここでは、「足の指をグーにして立ち、歩けるかどうか」で判断しています。

最初からできる人はかなり少ないのではないかと思います。
そんな方のために足指の強さを獲得するためのトレーニングがあります。
それは後ほどお伝えしますね。

足指の強さは捻挫予防だけに効果があるわけではありません。
パフォーマンス向上にも役立つのです。

ジャンプ力やダッシュ力に影響し、瞬発力を高める効果もあるのです。

足の指をグーで立つことにより、足指自体の強さを獲得するだけではなく、
瞬発力を生み出す源である前脛骨筋が走る足の甲にストレッチがかかり、
激しい運動でつまりやすい「距骨の隙間」を正常に戻す効果があるのです。

その結果、足のウラの足底筋が柔らかくなり、適正な重心位置の獲得や、
ジャンプ力やダッシュ力の向上に役立つのです。

このトレーニングは来る春の季節に行うことで最大の効果が発揮されます。

東洋医学的に春は「腱」をトレーニングすべき季節と考えられています。
特に腱の中でもアキレス腱を鍛えることにマッチした季節です。

足の指をグーにして立つことでストレッチされる「前脛骨筋」は
アキレス腱(ふくらはぎ)とカラダの表裏の関係性として相対する筋肉なので、
腱トレと足指トレを一緒に行うことがパフォーマンス向上に対して、
相乗効果を生むのです。

ぜひ獲得したいですよね。
では、実践編へいきましょう。

足指の強化トレーニング6選

このトレーニングは1つ目をクリアしたら次の段階へ、
という感じで順々に行っていくトレーニングです。
時間はかかるかもしれないのですが、難易度が上がっていくトレーニングなので、
確実に獲得してから次のステップへ進むことをおすすめします。

▽足指強化の手順
①(腰くらいの高さの)台に手をのせて立つ
②台に手をのせて足踏みする
③台に手をのせてサイドステップをする
④マット(クッション性のある素材)の上で立つ
⑤マットの上で立ち姿勢で足踏みをする
⑥マットの上で立ち姿勢でサイドステップをする

【目的】
捻挫予防
ジャンプ力アップ
ダッシュ力アップ
瞬発力アップ

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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