非対称性・対称性を理解して、身体の不調やケガを予防改善しよう!

みなさん、こんにちは。

日常生活やスポーツでは、
非対称性と対称性の動作があります。

動作によっては、
身体にゆがみや不調が現れたり、
スポーツ時にはケガをする可能性も生まれます。

まずは何が非対称性・対称性なのかを知り、
どのようにしていけばいいのか、参考になれば嬉しいです。

日常生活の非対称性と対称性

みなさんは普段どんなカバンを使っていますか?

リュック
手提げバッグ
肩掛けバッグ

手提げバッグや肩掛けバッグはどちらか一方の手で持ったり、肩にかけたります。
それを、非対称性といいます。

一方、リュックは両肩にかけます。
それを、対称性をいいます。

肩掛けバッグの場合、
同じ位置でバッグを持つため、片方の筋肉が硬直し、
その状態でバランスを保つため、骨格が正常な位置からズレてしまいます。

左右で伸び縮みする筋肉がアンバランスな状態なのです。

骨格の「ゆがみ」が生じるのです。

その一方で、リュックの場合、
重さがあるものを背負うため、筋肉の硬化は避けられないのですが、
左右の筋肉の伸び縮みされる場所は左右対称のため、
肩掛けバックに比べると、骨格のズレは最小限に留めることができるのです。

骨格の「ゆがみ」が生じないのです。

・肩掛けバック→左右の筋肉の収縮が異なる→骨格が「ゆがむ」
・リュック→左右の筋肉の収縮が対称的→骨格が「ゆがまない」

骨格がゆがむと、
肩コリや首コリが発症したり、
年齢によっては、四十肩なども発症してしまいます。

カバンの種類以外にも、
足を組んだり、片足重心で立つことが多いと、
身体がゆがむ原因となります。

身体のゆがみは不調の原因となるため、
日々の生活から見直し、改善していく必要があるのです。

一度ゆがんでしまうと、自然には治らないため、
ストレッチなどを行うことが大切なのです。

非対称性と対称性スポーツ

スポーツにも、非対称性のものと、対称性のものがあります。

非対称性スポーツの代表例は、
野球のバッティングやゴルフのスイングです。

対称性スポーツの代表例は、
水泳のバタフライや平泳ぎです。

これらの違いは、「左右のバランスが均等か否か」です。

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