ラボ式!野球フレーミングスキルアップ①

みなさん、こんにちは。

野球のキャッチャーのスキルで、フレーミングという技術を知っていますか?
フレーミングとは、ストライクかボールか際どいゾーンのボールをストライクと判定させる技術です。

この技術をラボ式トレーニングでどのようにスキルアップをさせるかについてが今回のテーマです。

もちろん、野球のフレーミング技術以外にも生かせるトレーニングだと思っていますので、
野球以外のスポーツに携わっている方にも
ぜひ読んでいただきたい記事となっています。

また、今回は内容が盛りだくさんのため、
2週に渡って内容をお届けしたいと思います。

まず今週はフレーミング技術に関する基礎知識と、
技術向上前に行いたい基礎ストレッチをご紹介します。

基礎ストレッチはキャッチング含む野球以外のスポーツにも役立てる内容となっておりますので、
ぜひみなさんに読んでいただけたらと思います。

フレーミングとは?

まずは、フレーミング以外のキャッチャーの技術について、
日本の野球界とメジャーリーグで比較してみます。

日本
・キャッチングの技術が高い
・ボールのキャッチ時に良い音を鳴らすため、投手が高揚する
・キャッチャーミットを動かさないので審判の印象が良い

メジャーリーグ
・フレーミングの技術が高い
・ボールのキャッチ時のミットの音が悪い
・フレーミング技術が下手だと、逆にボールとして判定されてしまう

日本もメジャーリーグも両方とも、
投手と二人三脚でバッターと対峙することが仕事なワケですが、
その対応方法には違いがあります。

フレーミングの際に露骨にキャッチャーミットを動かせば、
かえってボールと判定されてしまうばかりか、球審の怒りをかうリスクもあるようです。

審判の気を悪くした結果、ストライクゾーンの幅を狭くされてしまうことも、、、

フレーミングは結果的に不利に働くこともあり、決して気安く使える代物ではありません。
だからこそ、技術の高さが重要なのです。

フレーミング技術が高いと、なんと30cmほどズラすことが可能だそうです!
直径7.28cmの硬式野球ボール4個分の幅を、ズラせるとしたら、、、
とてもすごい技術であり、獲得したいものであります!

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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