トレーニングの等価交換の満足度アップ方法とは?

みなさん、こんにちは。

トレーナーは契約先の部活動でトレーニングを教えたり、
店舗でお客様にストレッチを教えたり、施術を提供するかと思います。

サービスを受ける相手は教えてもらった内容をすべて覚えていられません。
また、トレーナーも毎日ストレッチやトレーニングをしている姿を見ることはできません。

そんなときトレーナーは、メニューを忘れられないような、
1人でいつでもトレーニングやストレッチができるような工夫が必要です。

人の忘却曲線を緩める方法の1つとして、
有形資産があったほうが良いよね、というのが今回のテーマです。

有形資産とはどんなものを指すのか、
その逆にあたる、無形資産とは何なのか、
まずはそこから考えていきたいと思います。

無形資産 VS 有形資産

カラダラボで提供しているトレーニング指導やマッサージ、
美容室で提供されているヘアスタイルの変化、
レストランなどの飲食店で提供されている食事や飲み物によって得られるものが「無形資産」です。

逆に、洋服や時計、車などは「有形資産」です。

トレーニング指導やマッサージは、
有形資産である洋服を買うように形に残るわけでもなく、
無形資産の中でも美容室のように明らかに見た目が変化することもなく、
ごはんを食べたあとの「お腹いっぱいになったー」というような満腹感を確実に得られることはありません。

特に身体の変化に鈍感な人であれば、
「えっ....、何も変わってないんですけど…」と効果を感じてもらうこととさえ難しいと思います。

そのため、多くの人は有形資産に対して対価を払い、
高い満足感を得ていると考えています。(等価交換)

変化を可視化することが難しいコンディショニングやトレーニングに対して、
どのようにして満足感を得ていただくかがトレーナーの永遠の課題なのです。

その課題を解決するための方法を考えてみました。

無形資産の等価交換の満足度アップには?

カラダラボ式トレーニングの等価交換の満足度を上げるきっかけがありました。
それが、「本」の出版です。

その名も、「ゼロ・グラヴィティ理論」です。

本は名刺代わりになり、一度の出会いだったとしても、
渡した人の忘却曲線が緩やかになり、
気になる存在として記憶に止まり続けることができると考えています。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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