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スポーツに欠かせない回旋動作とは?

みなさん、こんにちは。

今回は回旋動作について深堀していきたいと思います。

みなさんは回旋動作はいつ使われていると思いますか?
スポーツにおいて回旋動作がどのような役割を果たしているのか考えたことはありますか?

回旋動作はパフォーマンス向上において、
とても重要な動きだと考えているため、
みなさんにもその理由をこれを通して知ってもらいたいと思っています。

回旋動作は伸び代をつくる

ベンチプレスやアームカールなどの筋量アップトレーニングは
肩や肘の「屈曲⇔伸展」のみで行われます。

しかし、スポーツでは「屈曲⇔伸展」のように、
一つの動きで終わることはありません。

「屈曲⇔伸展」に外旋や内旋、外転や内転が組み合わされています。
それにより回旋動作が生まれるのです。

よって、回旋動作はどんなスポーツにおいても使われる動作で、
直線的に動くだけのスポーツはありません。

そのため、スポーツにおける回旋動作は、かなり大事だと考えています。

なぜなら、回旋動作ができるかどうかは、
身体を「ロボットのように直線的に動かすのか」、
それとも「しなやかに動かすのか」の別れ道になっており、
前者を選べば、進化することはなく、パフォーマンス力は頭打ちになるのだが、
後者を選べば、ポテンシャルの向上は計り知れません。

つまり、「伸び代」を創作することが可能となります。

例え、中学生のカテゴリーで大活躍したとしても、
高校で同じように活躍できるかは分からず、
それは大学やプロの世界に進む選手も同じことが言えます。

その要因の一つが、回旋動作を習得しているか否かにあります。

バレーボールのスパイクでも、
バスケットボールでのピボットにしても、
野球の投球動作やバッティングでも、
サッカーのあらゆるプレーにおいても、回旋動作が使われているからです。

とかく、選手の将来のパフォーマンス向上を考えるのであれば、
「しなやかなカラダの使い方」は、早い段階で習得させておいた方が良いと思います。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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