春のトレーニング&ストレッチ

みなさん、こんにちは。

季節外れですが、
春のトレーニング&ストレッチについて考えていこうと思います。

来る来春に向け、
今からトレーニング&ストレッチメニューを構築してみませんか?

季節のベクトルとは?

今年の夏は、今までの最高気温を更新し、とても暑かったり、
急な土砂降り等の天候の変化で寒くなったり、
9月に入り秋ぽくなったと思いきや、また真夏のような暑さを取り戻したり等、
気温に体調が乱されるような夏でした。

夏に限らず、どの季節でも、
寒くなったり、暑くなったりを繰り返します。

これからは、寒暖のベクトルが、「寒い方向」に移り変わります。

また春は、寒暖のベクトルが、「暑い方法」に移り変わります。

前者は気温が寒くなることに対して身体が反応しやすく、
一枚また一枚と着るものが多くなります。

その一方で、後者は「暑くなってきたなー」ってな感じで、
暑さに対して身体が敏感に反応します。

まとめますと、、、

夏→秋:季節の切り返しのベクトルが「寒い方向」へ
冬→春:季節の切り返しのベクトルが「暑い方向」へ

こんな感じになります。

『ベクトル』というのは、「方向」だけではなく、「大きさと向きを持つ量」のことを指します。

なので、ここまでの話を当てはめてみると、
春であれば、『量 = 暑さの度合い(気温)』で、
『方向性 = 寒暖のどちらへ向かうのか』と説明できます。

■季節のベクトル
・量 = 暑さの度合い(気温)
・方向性 = 寒暖のどちらへ向かうのか

そこで、このベクトルの考え方を身体のアレコレに転換すると、
「じゃあ、春は身体のどの箇所に重きを置き、どの方向に動かすのがベストなの?」
「何を行えばいいの?」と、これが今回の本題となります。

春の身体のベクトルとは?

春に養生すべき箇所は、
人の感情をコントロールする『肝臓・胆のう』で、
この辺りの疲労はイライラに直結するのです。

五臓六腑の『胆のう』のツボが股関節の横に集中しており、
当然その辺りの筋肉が疲労しやすく、コンディショニングは、「中臀筋・小臀筋・大腿筋膜張筋」を中心に行うのがオススメです。

この辺りが、ベクトルの『量』にあたり、
『股関節の中でも、横を重点的にケアしよう!』という考え方で、
前述した季節だと「暑さの度合い(気温)」とリンクします。

次に、その「中臀筋・小臀筋・大腿筋膜張筋」を
どのようにコンディショニングするかを突き詰める必要があり、
そこにはPNF理論を利用することが最適と考えます。

その理由は、PNF理論に「運動の方向性」が明記されているためです。

正しい方向に動かすことで、
「神経が促され、結果的に筋肉・靭帯・腱が正常に機能する効果」が発揮されるという考え方があるのです。

■春の身体のベクトル
・量 = 股関節の中臀筋・小臀筋・大腿筋膜張筋を重点的にアプローチ
・方向性 = PNF理論のラインで施術・ストレッチをする(※体位:横向き)

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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