ぎっくり腰になりやすい季節とその対策とは!?

みなさん、こんにちは。

自身が腰痛になったり、
腰痛に悩んだ患者さんや選手から相談を受けたことはありませんか?

腰痛は首肩こりと同じくらい
多くの現代人が抱える身体の不調だと思います。

その腰痛には、軽度~重度があります。

[軽]
腰痛
ぎっくり腰
椎間板ヘルニア
腰部脊柱管狭窄症
[重]

今回お話するトピックは、「ぎっくり腰」です。

ぎっくり腰が発症する原因や、
予防・改善する方法を深掘りしていきたいと思います。

ぎっくり腰が多発する季節は?

ぎっくり腰といえば、
冬の寒い時期に発症する方が多いです。

その原因は3つあります。

①半腱様筋・半膜様筋の硬さ
②臀筋群の硬さ
③仙腸関節のつまり

また、冬に多発する原因としては、
筋肉が冷えてカチコチなった状態で無理に動かすだけではなく、
腰の奥底に潜む「腎臓」と「膀胱」が冷えてしまい、
周囲の筋肉の収縮を制限することが考えられます。

カラダの内側が冷えることで腰痛を発症しているのです。

「膀胱」のツボのラインは、
『背骨の両側面』『アキレス腱の外側』に繋がっています。

また、「腎臓」のツボのラインは、
『アキレス腱の内側』に繋がっています。

そのため、下記のような方程式が成立します。

「アキレス腱の冷え」→「腎臓・膀胱の冷え」→【腰痛】
「膀胱の冷え」→「背骨の両側面の筋肉の硬化」→【腰痛】
⇒状態がひどくなると、【ぎっくり腰】へ

予防・改善するためには、
アキレス腱の冷えを改善し、
腰にある腎臓のツボや仙骨にある生殖器系のツボを刺激し、
ハムストリングスとアキレス腱のストレッチが重要と考えています。

冬は特にぎっくり腰に注意していきたい季節なのです。

他にもぎっくり腰が発症する季節が!?

実は、冬ほどではないですが、
夏にも同じような症状が発症する季節なのです。

冬とは真逆の季節なので、
なぜ?と思う方も多いのではないでしょうか。

では、夏のぎっくり腰の原因は何なのでしょうか。

それは、「冷房」と「冷たい飲食」です。

身体の外からは冷風が、
身体の内からは飲食物が、というように、
体内と体外からキンキンに冷やされるのが、夏なのです。

季節要因的に寒い冬、
暑さをしのぐために自発的に寒さを与えている夏、
両季節で腰痛対策が必要なのです。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

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