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蹲踞の姿勢で運動パフォーマンスアップ

みなさん、こんにちは。

今回は蹲踞の姿勢についてをお伝えします。

最近では「蹲踞」の姿勢が取れない若年層が増えています。

蹲踞の姿勢ができるかどうかは、運動パフォーマンスに影響するので、
できない人はぜひできるようにストレッチ&トレーニングをしてみてほしいです。

蹲踞の姿勢

トレーニング指導をしている契約先にて、
新入生に蹲踞の姿勢を1分間キープさせてみせると、
最初の数秒で姿勢を崩してしまい、脱落してしまう生徒が多いです。

生徒たちにトライさせている蹲踞の姿勢とは、、、

①重心をかかとに乗せる
②足の指先を上に上げる
③つま先を30°外に開く
④股関節を外旋し、膝は小指より外側の位置にあるようにする
⑤脊柱を伸展させる
⑥両手を万歳し、腕を耳の横にピッタリくっつける

この6つのポイントを確実に再現させるように指導すると、
直ぐに後ろに倒れてしまいます。

さらに男女の違いに分けると、、、

男性 = 足首の硬さ
女性 = 股関節外旋
男女両方 = 脊柱起立筋の硬さ

この辺りがネックになっており、
男性で足首が柔らかかったとしても、
背中の筋肉が硬ければ蹲踞の姿勢は取ることができません。

女性も同じことが言えます。

股関節の柔軟性があったとしても、
脊柱起立筋・広背筋・僧帽筋が硬ければ、
蹲踞の姿勢は取ることができません。

下記URLの動画では、
蹲踞の姿勢を行うにあたり、この辺りは気をつけた方が良い!
といった内容をお伝えしておりますので、ぜひ見てみてください。

https://youtu.be/2kKN4_V2tAw

蹲踞のメリット

蹲踞の姿勢ができるようになることで、
下記のメリットが生まれると思います。

1⃣足首・股関節の柔軟性の獲得
2⃣正しい重心位置の獲得
3⃣ふくらはぎのポンプ作用アップ

1⃣について、
そもそも蹲踞の姿勢ができない人の多くが足首・股関節が硬いため、
蹲踞の姿勢ができるようになることでその点が解消できるのです。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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