骨盤周囲のバネを引き出す回旋のコツ
【2023年11月29日】骨盤周囲のバネを引き出す回旋のコツ
おはようございます、高岡です。
さて今日は、骨盤周囲の「腱の弾性エネルギー」、つまりバネを引き出すための胴体回旋のコツについてお話ししていきます。
それでは始めましょう!
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▼骨盤周囲のバネ感を引き出す
「ある動き」とは?
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もしあなたが最近「努力感の割にペースが上がらない」と感じてらっしゃるのであれば、今日の内容は絶対に最後まで読んでください。その時間を費やしていただく分、損はさせませんので。
実は最近、ランメトリックスを積極的に使ってます。というのも、ランメトリックスに新たに搭載された「トレッドミルモード」が、めっちゃ使えるから、なんです。
「めっちゃ使える」なんてかなり解像度が粗い表現ですが、具体的にどう「使える」かというと、ランメトリックスのデータをスマホにてリアルタイムで確認できるようになったんです。
それによってそのデータをみながらランニングフォームをリアルタイムで修正できるようになったんですね。
特に、今日のテーマである「胴体回旋」ができてるかどうかも、ランメトリックスでは一目瞭然です。
僕は最近、電動トレッドミルで走るときにランメトリックスを使いながら胴体回旋スキルを整えてますが、その際、ランメトリックスの評価項目の一つである「骨盤の回転」という数値に注意を向けています。
面白いことに、この数値が低いときは、骨盤周囲のバネがちゃんと効いてない感じで、逆に、この数値を高めるような身体操作を意識すると、ちゃんとバネ感が出るんです。
胴体回旋による骨盤周囲のバネ感って、ドリルをやってるときは何となく掴めるんだけど、走るとよくわかんないって方が多いんです。ていうか、ほとんどの方がそうなんじゃないかなーと。
おそらくそういう方は、ランメトリックスの「骨盤の回転」の数値が適切に出てないはずです。
僕の中ではこれって結構感動モノで。だって、骨盤周囲の弾性エネルギーが活用できてるかどうかをわかりやすく把握することができますし、「なーんか調子悪いなー」ってときの原因を究明するのにすごく有用ですからね。
そうやってランメトリックスを活用しながら胴体回旋の動きを稽古してるなかで、ひとつ、わかったことがあります。
これができないと、ランメトリックスの「骨盤の回転」の数値が上がらない。そんな「ある動き」があります。
しかもその「ある動き」は、誰にでもすぐにできることだったりします。絶対にできます。断言できる。
では、その「ある動き」とは一体どんな動きなのか?それは…
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高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員