膝のお皿の向きと骨盤回旋の関係
さて今日は「膝のお皿の向きと骨盤回旋の関係」というテーマでお話ししていきます。
何はともあれ、まずははじめましょう。
ポイントは「パテラ(膝蓋骨)の向き」
それではまず、こちらの動画からご覧ください。
ウサイン・ボルト選手の動画です。みていただきたいところに開始位置を合わせてます。正面からのアングルです。ぜひすぐに再生速度を0.25倍のスローにした上でご覧になってください。
注目していただきたいのは、スタートしてすぐの数歩です。膝を上げる際に、膝が内側に入っているように見えますね。
ここ、骨盤回旋スキルを深めるためにものすごく重要なポイントです。
例えば、右膝を上げるとき、あなたの膝のお皿(膝蓋骨=パテラ)の向きは、どうなってますか?
パテラが見えるような短パンになっていただき、何気なく膝を上げてみましょう。もしかしたら、下の画像のようにパテラは少しだけ外を向いているかもしれません。
これを、下の画像のように正面に向けてみましょう。そのとき、どんな感覚になりますか?もしかしたらものすごく内股になってる感覚かもしれません。
大腿骨はそもそも、下の画像のように、生理的にX脚になっています。
ですから、膝を上げると必ず膝が内側に入る、つまりセンターに寄るような構造になってるわけですね。
ぜひ今すぐ試してみてください。おそらく、ちょっと内股になるような感覚が有るかもしれませんが、それでOKです。
で…
ここからが今日の重要なポイントになります。
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高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員