従業員の人間関係を一瞬で改善した😸工場長の話
<おじさんDX Vol 59>
とある工場兼店舗の話し。
その店舗には、珍客が来ていました。
それは、野良猫😁
一般的に野良猫は目が合うとか、そばに行くと警戒心から逃げるのですが、
こいつは逃げないのです。
人に慣れていると言えば、慣れているが、近づくと「シャァー」と一応威嚇はする。
🍀こいつの目的は、エサなのだ!
元々廃材置き場に いつの間にか出入りし、それを見た従業員が廃材で「猫ハウス」を作った。
野良猫は不定期に来る。
誰かが、エサをあげていたら、すっかり一部の従業員の日課になってしまい
たまにエサをあげ忘れると、敷地内駐車場まで出てきて
🍀「来ているよ!とアピールする」
野良猫は、誰よりも早く出勤する日がある。
変な職場だ。
工場の片隅に なぜか野良猫が寝ている。
そんなほのぼのした光景も見られるのです。
本来、野良猫にエサを与えるのは、褒められた行為ではない。
🍀だが、この野良猫は、思わぬ効果をもたらすのです。
野良猫が来る前までは、従業員が退職していくことが続いたそうです。
当時、社長の一番の悩みの種。
世間で言う「3K」な仕事とは言え社長が良かれと思う施策をしてもなかなか効果が出なかったのです。
それが「野良猫」という共通の話題が出来た事によって、コミュニケーションが活発になり人間関係が良くなったそうです。
たしかに仕事は大変
でも、なんか楽しい職場
おかげで、いい人間関係に
まるでリアル招き猫😸
だがそんな時に終わりが見えてきたのです。
従業員が、休憩時間に野良猫に構っているところを社長に見つかってしまったのです。
もちろん、お叱りも
もう、猫は飼えない。
従業員達は、やるせない気持ちだったのです。
報道等で店長とか駅長とかは見ますが、まさかね!という対応。
その代わり住居は、希望した従業員が飼育する。
※終業後の会社に猫を置いていくのは、猫にとって危険。
もし従業員の中に飼育希望者が居なければ、社長自らが飼育するつもりだったそうです。(実は、社長は大の猫好きだったりします)
社長は、以前から従業員の様子を見ていたそうです。
段々と明るくなってくる従業員に、最初は何があったか不思議だったそうです。
エサ代や病院の治療費などは、社長を筆頭に有志が募ってまかなっているそうです。
工場長😸は、今日も工場内を巡回しています。
(たまに、眠っていますけど...)