【仕事の考え方】本来は味方❗同じ「志」なんですが...の話
<おじさんDX Vol 22>
✅他部署との連携が悪い
同じ会社内でも部署間の連携が悪い場合が見られます。こうした関係は、どうして生まれれるのか?について記事にしてみました。
例:営業と工場など
✅営業は、顧客などに製造物や商品を売る。
✅工場は、受注した製造物や商品を作る。
大雑把に言うとこんな感じなのです。
同じ会社での出来事です。個人間では、仕事をする目的や志は違いがありますが、会社全体では、ある程度の方向性が揃っていないと円滑に進みません。
✅立場が変わると批判
営業が契約を勝ち取ってきても、それに不満を漏らす工場...。
一般的に多いのが、営業が、無理目な受注を受けてきた時にそれは起こります。
✅そんな単価じゃ やっていられない!
✅そんな納期じゃ スケジュールに無理がある!
✅そんな数量じゃ 品質が保てない
工場側の言い分は、ごもっともです。ですが、営業は営業で引き下がれないのです。すでに顧客と契約成立していますので、約束の納期が守れないとなると大問題になります。
その逆に、工場の生産予定が何等かのトラブルで
納期が遅れてしまう事があります。
これには、営業が烈火のごとく工場を責め立てます。
✅立場の違いが摩擦を生む
本来、同じ会社なのに...部署間で争って、いつまでもロスしているのです。
✅これは、営業も工場もお互いの立場を理解していないからなんですね。
✅営業は「自分達が売って来るから会社が成り立つ」
✅工場は「自分達が製造しているから会社が成り立つ」
ごもっともな話です。お互いの立場を知る為に人事異動等で会社側も対応こそしているようです。
個人的にあまり効果がないと思っています。知らないよりは知っている事が望ましいのですが、変な仲間意識がより強化されるケースもあります。
例
営業から工場へ部署異動
✅元営業という事で、工場からは素直に歓迎されない。
✅工場側の人間にならなければ一員として認められない。
✅その従業員だって円滑に働きたいでしょうから工場側の考えに染まる。
✅営業側からすれば、裏切り者と言われる。
その逆も しかりです。
こうした環境に巻き込まれると、それこそ巻き込まれた当人が、一番厳しい状態になります。部署間の調整役が必要なのですが、本来は、部署を管理運営する責任者が行います。
最悪なのは、この責任者同士の相性が、悪い場合です。こうなると、会社が、戦争状態になってしまいます。
お互い、何を競っているのか。何と戦っているのか。
こうした会社は、どこを見ているのか❓
私からしたら、すごく不思議なのです。競合他社も存在しているのに、社内で協力体制を素早く行わず顧客対応を優先しない組織...。
どちらが正しい間違っているは、
顧客側からすればどうでもいい事なのです。
もし、あなたの会社がこんな環境を改善しないのなら、部署間で争っている間に、会社はなくなりますよ。
そんな、おじさんの話でした。