やる気が出ない理由❓の話
<おじさんDX Vol 365>
とある販売店のスタッフが...
✅「最近...やる気が出ないです...なんなんでしょうね...😞」
彼は、販売員として働いています。
お客様に最適と思われるモノをセレクトし、お客様へきちんと商品を説明したいということから、新製品などの商品知識の勉強にも熱心です。
ところが...
千知がない世の中なのでしょうか。
販売員のやる気を削ぐようなコトがあったそうです😁
彼は、数回の接客を担当させて頂いた。
高額品でもあり、そのセレクトには、神経を使いますが、お客様とその過程を楽しみながらの商談だったそうです。
今日こそは成約になるのか....。
次回こそは成約になるのか...。
表情には出さないものの...成約をほぼ手中にしたと思ったその時。
✅「じゃぁこれから、買ってくるわ」
当初、お客様が言われたことが理解できなかった彼。
当店でお買い上げ...です...よ......ね😅
✅「いやいや、ポイントがたまっているので、○○で買うわ」
✅「どれがいいか迷っていたから、本当に助かったわ」
だそうです😅
販売員の持つ情報や商品知識を「無料」でこのお客様は得たのです。
彼のやるせない気持ちも理解できますが、そんなものです😅
一時期こんな言葉が皮肉として言われたのですが、
✅「買うのはネット、聞くのは店舗」
今でこそ状況は変わっていますが、当時はネット通販での価格が店頭販売と大きく差がありましたので、消費者として賢いやり方を皮肉った表現です。
電話での問い合わせでもあからさまなケースもありました。
✅「オークションで購入しようと思うけどこの商品はどうなのですか?」
✅「オークションで購入しようと思うけど適応しますか?」
そのようなコトは「出品者に聞いてください...」と言いたいところを、ご質問に返答しているのです。
業務の手を止めてご対応させて頂いておりますが、そうした中でも...
✅「この前に適応すると聞いたけど、合わなかったよ」
✅「返品きかないから、どうしてくれるの💢」
困った担当者から相談されて、事実関係を調べれば、残念ながら問い合わせを頂いた時のお客様が仰る品番に間違いがあった...💦
小売業もサービス業の一種ですが...。
無料サービス業ではありません。
接客時間に応じて料金が発生するなんてことになったら、それこそ業態そのものを見直さなければいけませんし、気軽に問合せを受けるコトも出来なくなります。
ある意味双方無料だからこそ、安心して問い合わせなど利用も出来るのです。
無料サービスとは言え、節度のない利用者が増えると対策を講じることになります。まわりまわってサービスの低下を招く恐れもあります。
無料見積が、有料化もしくは個人情報の提供が必要になったりしています。また、無料ではありませんが、両替手数料の値上げなどもそうした一例ではないでしょうか。
今回のケースは、販売に携わっていると少なからず経験することですし、業態からして仕方ないことです。
次につながる可能性だってありますからね😁
この彼には、
✅「あなたから購入したい」
と言われるよう精進するように、ちょっとだけアドバイスしておきました。