【働き方】番頭づくりを始めよう
<おじさんDX Vol 485>
会社組織において先頭に立つ職責のヒトが、一から百まで業務を行うコトは不可能ですし効率も悪いのです。
しかし、クオリティーに拘るのならば、組織内であなたの意思を理解してくれる番頭づくりをした方が良いのです。
✅組織の番頭
以前の記事でつなぎ役が大切と記事にしましたが、大なり小なり組織では番頭があった方が円滑になります。
その範囲は、会社単位であったり店舗単位でも構いません。
✅会社のNo2づくり
✅店舗のNo2づくり
✅あなたのNo2づくり
最大の協力者、理解者を作っておくことは、当人が不在でも組織単位で機能出来るようになります。何も難しく考える必要はありません。
1人よりも2人で業務を行った方が短時間で済む可能性もありますし、見解の違いからアイデアが出たり、解決策が見つかったりします。
✅違うタイプを番頭にする❓
これは店舗で良くみられる光景ですが、店長がイケイケで副店長もイケイケですと、失敗する可能性が高いのです。
私はどちらかというと、イケイケタイプかも知れません。もっとも周囲の評判は、神経質な面と大胆過ぎる変わった人と言われています。
あまり、自覚がないのですが...。
当人、至ってスタンダードと思っています。
保守的なのです。
✅スマホは、I-Phoneでdocomo。
✅車は、トヨタ&ダイハツ
✅ドーナツは、昔ながらのリングドーナツ
✅混ぜ物や変わった味、新製品にあまり興味がない...。
話が脱線しましたが、違うタイプを番頭にすると言っても、自分やその人がどのようなタイプか判別出来ないと、それこそ見当違いになります。
✅直ぐには出来ない番頭づくり
私も後継者づくりをした過程でこの番頭づくりを行いましたが、時間がかかるのです。これは確立できていない現在進行形である自分が原因でもあるのですが、自身の理解者となるとハードルが高いのも事実です。
時には衝突するコトもありましたし、彼等彼女等は、番頭を目指していないケースもあります。もしかしたら色々大変な場面を見て「なりたくない」と思っている可能性もあるのです。
番頭になるのは、担い手自身の為であるのですが、どちらかというと利他の精神が求められます。
番頭というのは、視野が広くないと務まりません。
勘違いされてしまうのが、いくらあなたの最大の協力者、理解者とは言え、「コバンザメのように」単に従順にあなたに従うだけの番頭は、本来の目的ではありません。
コバンザメには失礼な話になりますが…😁
育てるというより、育つといった印象が強いのですが、もし番頭づくりを始めるならば、自律的に動くヒトが求められるのです。
管理者は、まず使命感を未来の番頭候補に「どう感じさせる」のか...ここがスタートと思うのです。