【レポート】 ピラティス meet ポイントワーク
札幌にあるピラティススタジオのstudio TERU 円山校にて、ポイントワークの講習会とダンスワークショップをさせていただきました。
studio TERUは、
NYでのダンス修行の経験を元に、塚本照子さんが2003年から札幌でスタートしました。
自身が描いた「未来の自分」の姿へ、近づいていけるように!
をモットーに、ピラティスだけでなく、オステオパシーやジャイロキネシス、鍼灸など多彩なプログラムがあり、受講者もトレーナーも共に学び続ける、身体の大学のようなスタジオです。
さらに、大人と子ども楽しく踊れ、楽しめるバレエ教室もあり、それぞれのやりたいことがコンパクトにまとまり、集中できる素敵な空間。
僕は特にこの階段の眺めが気に入りました。
今回は「ピラティスの受講者やトレーナーに向けた」ポイントワークと「バレエの受講者に向けた」ポイントワーク、「発表会の創作作品のアドバイス的な」ダンスワークショップの3種8クラスを4日間で行いました。
以下は、「ピラティスの受講者やトレーナーに向けた」ポイントワークのレポートになります!!
多種多様の参加者
参加者の皆さんは「studio TERUに通う」という時点で、年齢や目的も様々で、多種多様な方がいらっしゃいました。
ピラティスやボディーワークのトレーナー、
ゴルフやスノーボード、サーフィンなどスポーツ、
ベリーダンス、バレエなどのダンス、
鍼灸師、
腰や膝を痛めてしまった人、
一生自分の足で歩いて人生を楽しみたい方など、
お聞かせいただいた数名で覚えているだけでも、こんなにも多種多様。
とてもとても新鮮で刺激的でした。
studio TERU!すごいです!!
ワーク開始
いつも通りに、ポイントワークの説明からスタート。
ポイントワーク初心者にとって一番大切な時間です。
毎度毎度こちらは繰り返すけど、皆さんにとってはファーストインプレッション!
大事にしたいです。
プロジェクターを使って、「ポイントワークが大切にするもの」をしっかりと伝えてます。
「基礎理論①」
その次は基礎理論。
場所(ポイント)を知ることが意識につながる
これも初回のワークでは必ずやります。
実際の身体とその感覚を使い、皆さんと感想をシェアしあいます。
地味な作業ですが、欠かせないワークです。
今回のフォーカスポイント
お腹に絞りました。
ボディーワークの世界では何かと話題となるいわゆるコアの部分。
まずはお腹に定めている8つのポイントを2人1組で確認します。
さすがに普段から身体への意識が高い方が多い!
そしてスタジオの雰囲気が良い!
ペアワークはおしゃべりに花が咲きつつ、あれやこれやの感想と感嘆が、飛び交いながら、ワイワイとにぎやかに進みました。
身体を触れ合うって、少し抵抗ある方、状況もあります。
ワークショップ中は、その点をしっかり配慮します。
安全で友好的なコミュニケーションが確保されれば、安心感につながり、自ずと盛り上がります。
触れ合うことから得られる身体感覚はやはり大きいので、大切にしたいです。
面白かったのが美意識です
受講者の多くは女性だったのですが、普段から服装やお化粧など綺麗にされていそうな方たちでした。
なので、身体にシールを貼るワークの際も、当然のように左右均等にバランスよく貼りたい!と思う。
が、シールは骨を目安にしているので、左右不均等になって当たり前。
「みなさん嘘はつかないようにお願いしまーす。笑」
「今日は現実を確認するワークですよー。笑」
笑いが絶えませんでした。
実際に、これはとても大事なことです。
整えるという意味では、左右の均等は大事なわけですが、そうするためには、まず自分の事をよく知らなければ、到底できないですよね。
均等な人などいないわけだから。
「私ズレてるー」
というのは、身体がズレているというよりは、
「真っ直ぐだと思っていた」または「真っ直ぐが正しいと思っていた」
その考えの方のほうが、ズレていてる
とも言えますね。
今回もまたワーク中にいい語録が生まれました。
ありがとうございます。
体験、理解、実感
そうこうしているうちにワークは重心と動きの関係へと進み、みなさんの動きがどんどん変わってきました。
ポイントワークでは、体験と理解を同時に
「あー、見える」
「あー、わかる」
「えー、こんなのできるんだー」
「意外といくー、びっくり」
意見交換
後半につれて質問も多くなりました。
「これがわかるならこれは?」
といったように、普段から身体に対する学びが習慣化されているのが嬉しです。
ポイントワークが、皆さんの手助けができるメソッドへと成長したい。
そのためには実績を積まないといけないですね!
今後も
「〇〇〇 meet ポイントワーク」
を大切に、様々なジャンルや人々との出会いを求めていきたいと思います。
studio TERUさんと、ご紹介していただいた中居栄幸さん。
本当にありがとうございました。
以上になります!
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