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高速道路に潜む危険 PART II

私は運送会社に勤務し、安全教育や事故処理等の仕事をしています。
そして、悲惨な交通事故をゼロにしたいと思い投稿しています。

今回も前回に引き続き「高速道路の危険」について書きたいと思います。

高速道路では、渋滞の最後尾や路肩に停止していた車両に追突する事故が多く発生しています。

なかには、ガス欠で路肩に停まっていた大型車両に、4t車が真後ろから追突し死亡事故になった事例もあります。

それと、渋滞の最後尾に大型車が追突した場合などは、大きな事故に発展しています。

高速道路では、スピードが出ているだけに、大惨事になる場合が多く、とても危険なのは言うまでもありません。

では、なぜ追突してしまうのでしょうか?

これには、二つの要因が大きく影響しています。

要因①
高速道路には低速車や止まっている車両がいないと思い込んでいる

要因②
覚低走行になりやすい(居眠り・考え事・携帯電話・漫然運転等)

この二つの要因が重なった時には、特に夜間などの場合、路肩や非常駐車帯に停まっている車両に対しても、その灯火類などにより、前を走行している車両だと勘違いしてしまい、それに追従しようとして、そのまま追突するおそれがあります。

これは、トラックドライバーや高速を利用する頻度の高い人が陥りやすいので、特に注意が必要です。

もしも、故障等で路肩に停めた場合などは、追突される危険性が高いので、ハザードランプや発煙筒、三角表示板などの処置をし、速やかに道路外に避難することを、オススメします。

また、高速道路は一般道と違い単調なので、眠気や油断が発生しやすくなるのが特徴です。
そこに、停まっている車両はいないという思い込みがプラスされれば、停止している車両や渋滞の最後尾に追突してしまう事故が多いのは、納得できると思います。

事故を起こさない為には、まず「思い込み」を無くし、一般道と同じ意識で運転するよう心掛け、覚低走行をしないように、こまめに休憩をして心身ともにリフレッシュさせる事が大切です。

高速道路 ➡︎ 一般道と同じ意識で運転 ➡︎ 休憩 ➡ 安全

便利な高速道路を、危険な高速道路にするか・しないかは、一人ひとりの知識意識にかかっています。

そして、この危険を全ての人が把握できれば、高速道路上での「あおり運転」などによる、危険な急停止行為等もなくなるのですが・・・・・!?

それと高速道路では、少しの油断や思い込みが、大きな事故の元になる事を忘れずに、全ての人がハンドルを握れば、事故もゼロにできるでしょう。

それが、私の願いです!!

事故に遭わない・起こさない 自分自身の作り方 PART28



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