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1人目QAエンジニアの品質全体を支える挑戦|harutaka事業部 兼 新規事業部 QAエンジニアインタビュー

シリーズ【ZENKIGENで「はたらく人」の紹介】では、社員のこれまでの経歴やZENKIGENに入社した理由、実際の仕事内容やそのやりがいについてお伝えしています。

今回はharutaka(ハルタカ)事業部と新規事業部を兼務するQAエンジニアの横田雅和さんのインタビューをお届けします!

ZENKIGENで1人目のQAエンジニアとして入社された理由や、仕事をする上で大切にしていることについて伺いました!

ZENKIGEN
harutaka事業部 兼 新規事業部 QAエンジニア
横田 雅和(よこた まさたか)
組み込み開発エンジニアからQAエンジニアへ転身。2013年より3社の事業会社でQAを経験。ZENKIGENでは1人目のQAエンジニアとして、harutaka事業部と新規事業部を兼務し、プロダクトとプロセス両方の品質向上に貢献。テスト活動だけでなく、各ステークホルダーと共に品質向上に繋がる施策を実行している。2024年10月には、社内表彰である全機現賞を受賞。


未経験領域への挑戦

-まずはじめに、これまでのキャリアについて教えてください。

新卒では開発エンジニアとして組み込み系のカーナビ開発を3年間経験しました。その後2013年にテスト会社に入社し、第三者検証に携わった後、事業会社のQAチームに移り、リーダーを務めていました。2024年2月にZENKIGENに転職し、事業会社のQAエンジニアとしては3社目になります。

-ZENKIGENに入社を決めた理由を教えてください。

今回の転職活動においては、QAエンジニアが在籍してない会社で立ち上げに携われることと、未経験の分野でこれまでのスキルを生かせることを軸としていました。これまでBtoBtoCのサービスに携わることが多かったのですが、新たにBtoBサービスに挑戦したいという思いがあり、HR領域で事業を展開しているZENKIGENに興味を持ちました。

また、ZENKIGENのQAに業務委託で携わってくださっているアドバイザーの方は著名で優秀なQAエンジニアであり、その方から直接学べる機会がある環境があることも大きな魅力でした。QAエンジニアは、開発などの他のエンジニアに比べてキャリアパスが不透明なところもあるため、そうした環境で学びながら自分のキャリアを切り開けると感じ、入社を決断しました。

品質を支えるQAエンジニアの役割

ー1人目のQAエンジニアとして入社しながらも、教わる環境もあることはとても魅力的ですね!では、現在の業務内容とQAエンジニアの役割について教えてください。

現在はharutaka事業部と新規事業部を兼務しています。

harutaka事業部では、新機能リリース前のテストを担当し、プロセス改善にも取り組んでいます。私が入社した頃は、明確なテスト設計プロセスがなかったため、その整理から始めました。例えば、リリース前にビジネスメンバー向けに「プロダクトを触る会」を新たに実施しました。新機能リリースに直接携わっていないチームからもフィードバックを貰う機会を設け、必要に応じて修正を加えることで、プロダクトの更なる品質向上に努めています。

新規事業部では、品質評価やプロダクトの改善に取り組んでおり、正式リリースを見据えて品質向上のための仕組みづくりを進めています。

QAエンジニアは単にテストを実施するだけではなく、品質全体を支える役割を担っています。バグを発見するだけではなく、早期発見のための仕組みづくりや、開発チームと連携し適切なタイミングで修正が行われるプロセスの改善も重要な仕事だと考えています。

-現在ZENKIGENのQAエンジニアは、横田さんと業務委託のメンバーで協働されていると伺っておりますが、チーム内での役割分担や協力体制はどのようになっているのでしょうか?

harutaka事業部では、テスト会社の3名のメンバーと協力し、品質改善に取り組んでいます。彼らには一部のテスト実装及びテスト実施を担当していただき、私は全体のプロセス改善やテスト設計をリードしています。

一方、新規事業部では、テスト設計から実施まですべて私が担当しています。
また、アドバイザーの方には、今後QAエンジニアとして他の開発領域にどのように関わっていくべきか、テストの手法やアプローチについて相談させていただきながら進めています。

自ら考え、発信し、実行する

-ZENKIGENでQAエンジニアとして働くことの魅力や仕事のおもしろさは、どんなところにありますか?また、仕事をする上で大切にしていることについても教えてください。

ZENKIGENでは提案が受け入れられやすい環境があります。改善提案をすると、他のチームが積極的に協力してくれる文化があり、すぐに実行できるのが魅力です。
また、AIを活用したプロダクトを提供している会社なので、通常のQAでは考えないような課題に向き合う機会が多く、新しい視点での品質保証に挑戦できる点も面白いと感じています。

仕事する上で大切にしていることは、「考えたことを発信する」ことです。疑問に思ったことや改善できそうなことを曖昧にせず、積極的に質問や相談を行うようにしています。
例えば、開発のライフサイクルにおいて、これまではテキストの表記揺れや誤記の修正を開発エンジニアが行っていましたが、QAエンジニアが対応できる仕組みを提案しました。まだ実現には至っていませんが、発信したことで前向きな議論が展開され、改善につながる動きが生まれています。

-発信しやすい環境があることで、横田さんの行動力が活かされているなと感じました!仕事のやりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?

自分の提案が実行に移され、周囲からフィードバックをもらえたときに、大きなやりがいを感じます。
例えば、先ほどお伝えしたリリース前の「プロダクトを触る会」を実施しようと思ったきかっけは、もともと機能に関わる開発メンバーしか機能を把握できておらず、ビジネスチームがプロダクトに触れる機会が限られていました。そこで、リリース前に事前に確認できる場を設けることを提案しました。この取り組みによって、フィードバックを得られる機会が増え、より質の高いリリースを実現できています。

さらに、このような提案や取り組みに対して、メンバーが積極的に反応してくれたり、意見を交わしてくれる文化があることが、ZENKIGENのQAエンジニアとしてのやりがいにつながっています。自分が発信したことに対して周囲が関心を持ち、前向きに受け止めてくれる環境があることで、より主体的に行動しやすくなっていると感じています。

-「JaSST’25 Tokyo」というソフトウェアテストのシンポジウムで登壇されるとのことですが、どのようなきっかけで出場を決められたのでしょうか?また、イベントに参加することでどのような経験が得られると考えていますか?

「JaSST(ソフトウェアテストシンポジウム)」は、QAやテストに関わる人なら誰もが知るイベントで、以前から登壇したいという思いがありました。これまで機会がなく、「どのような取り組みを話すのか」についても悩んでいましたが、ZENKIGENで1人目のQAエンジニアとして取り組んできたことが、業界にとっても参考になるのではと考え、思い切って応募しました。
この登壇を通じて、大きな場での発表経験を積み、自信をつけることができると考えています。また、ZENKIGENのQAの取り組みをより多くの人に知ってもらう機会にもなればと思っています。

▼「JaSST’25 Tokyo」の概要

行動が評価される環境で、挑戦を積み重ねる

-昨年10月にはZENKIGEN賞を受賞されましたね。改めておめでとうございます!受賞の理由や当時の思いについて教えてください。

harutaka事業部と新規事業部の兼務を開始した際に、関わるメンバー全員と1on1を実施したことが評価されたのではないかと思います。直接対話をすることで、お互いの業務理解を深め、より円滑な協力体制を築くことができたと感じています。
受賞はもちろん嬉しかったですが、それ以上に行動を評価してもらえたことがありがたかったです。今後は、行動だけでなく具体的な成果を出して評価されるような仕事をしていきたいと考えています。

-今後、ZENKIGENでどんなことを実現したいですか?

harutakaや新規事業の品質改善に貢献し、市場拡大を支える仕組みをつくることを目指しています。単に品質を高めるだけでなく、お客様のニーズに合わせて、スピーディーかつ確実にリリースできる体制を整えていきたいです。
また、AIを活用したプロダクトのQAのあり方を模索し、業界へ発信していきたいと思います。

-最後に、ZENKIGENに興味を持ってくださっている方へのメッセージをお願いします!

QAやテスト設計の経験が少なくても、学び続ける意欲があれば活躍できる環境があります。ZENKIGENでは書籍購入/セミナー参加補助制度があり、学習のための福利厚生を私自身もたくさん活用させていただいています。また、メンバー間で積極的にフォローし合うカルチャーがあるので、新しいことに挑戦したい方には最適な環境だと思います。

より良いプロダクトの開発に向けた体制整備やプロセス改善など、まだまだやれることはたくさんあるので、「向上心」と「行動力」を持っている方と一緒に働けることを楽しみにしております!

インタビュー・文:ZENKIGEN 広報担当
撮影:Kazuya Watamura


最後までお読みいただきありがとうございました!

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