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ぶらり半蔵門~('ω')ノ

私は神戸在住だが、東京方面では半蔵門界隈が好きで居心地が良い。
坂道がなんとも神戸感。

東京メトロ半蔵門線『半蔵門駅』下車 4番出口(地上1階)左すぐの所に
半蔵門ミュージアムがある。
ここに、仏師「運慶」作といわれる大日如来座像が常設されており無料で拝観できる。

半蔵門ミュージアムパンフレットより
半蔵門ミュージアムパンフレットより

これほど近くから拝見でき、しかも後ろ姿も見ることが可能なのは、とても珍しく貴重な体験で、心が洗われる思いがする。

運慶作と伝わる大日如来像は三体現存し、とても貴重な仏像。
鎌倉の戦乱を乗り越えて、今に伝わる仏様像。

大日如来坐像


奈良「東大寺」の南大門にある、金剛力士像がとても有名で、運慶や快慶を中心とした慶派の仏師たちの手でつくられた。
「阿形像」と「吽形像」 (あ、うん、の呼吸の語源といわれる)

南大門「金剛力士像」:通称「仁王さん」


半蔵門ミュージアムには、収蔵品の多くを無料で拝観できる。
2∼3世紀のガンダーラ仏や、とても印象深い「如意輪観音菩薩坐像」などが展示されており貴重なものを見ることができる。

両界曼荼羅

両界曼荼羅(りょうかいまんだら)は、密教の中心となる仏である大日如来の説く真理や悟りの境地を視覚的に表現したもの。


仏師「運慶」坐像

天才仏師といわれる「運慶」は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した仏師で、慶派に属する。
治承四年(1180年)の南都焼き討ちで、主要伽藍の多くを消失した東大寺の復興に尽力し、南大門の金剛力士像など多くの仏像を手掛けた。
源頼朝などの依頼で関東へ出向き、鎌倉幕府関係の仕事を請け負う。
運慶が手掛けた仏像彫刻は、現代の我々も魅了するものが多く、不思議な迫力と魅力に溢れている。

私は今後も度々、半蔵門ミュージアムへ伺うだろうと思う。
崇高な仏道を拝み、心が洗われてから近くの「もっきんばーど」へ寄り、
浴びるほどお酒をいただくこととする。(笑)

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