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むやみに努力してはいけない - マインドフルネス日報



どうも。

マインドフルネス警察のゼンコップ(@zencyborg)です。

健康を維持するには、以下の4分野を攻略しなければいけません。

「睡眠」、「食事」、「運動」、「瞑想。」

特に重要なのが「睡眠」と「食事」ですが、より効果を期待するには「運動」と「瞑想」に取り組む必要があります。

理由は単純で、どちらも「脳」の機能を高めるから。

最近知ったのですが『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏も、毎日2時間ほど瞑想に取り組んでいます(驚嘆)。

彼に限らず、Googleをはじめ世界中のハイパフォーマーに「瞑想」は大人気です。


わたしは社会人になってから仕事のストレスに悩まされていましたが、瞑想によって不安が減りました。

その経験をもとに社会のストレスを減らすべく、マインドフルネスを広めています。

NOTEでは毎日シンプルライフ関連本の抜き書きと、名著『マインドフルネスストレス低減法』からの学びを少しずつ発信していきます。

また、誰でもすぐに始めれる「3分瞑想」のやり方と「食べる瞑想」のやり方についても簡単に説明。

興味があればサクッと始めてみてくださいね。

コロナで不安が続きますが、自分と向き合う機会でもありますので、マインドフルネスを全力で広めていきます🍵


【読書】『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』vol.9

やることが多すぎて、結局自分は何がしたいのだろう?

「なんでも挑戦すること」は組織の中で称賛される場合があります。

わたしが以前勤めていた会社も「なんでも挑戦すること=善」という考えで、わたしもありとあらゆることに手を出していました。

しかし、手をつけた全てに関して残ったものは、そこそこの結果。

やることが多く忙しい日々を送る中で、結局自分は何をしたいのかを問い直した時に出会ったのが『ワン・シング』という本です。

この本では何かに一点集中して取り組むことが大成功の秘訣であることが解説されます。

以下、本から学んだ重要箇所をいくつか紹介します。

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【大成功を避ける人の特徴】
大成功は圧倒的なストレスをもたらすと恐れています。家族と友人と過ごす時間だけでなく、いずれは健康をも失い、うまくいかなかった時のことを考え、大成功は悪いものだと思い込んでしまう。結果、行動範囲が小さくなると安心感が得られるようになります。

【大成功をつかむ人の考え方】
・誰も自分があげる成果の究極の上限はわからない
・気に病むのは時間の無駄
・どういう人になれるかを大きく考えるようになれば、人生について違った見方ができるはず

【大きく考えた人の例】
・アーサー・ギネス
初めてビール会社を設立したとき、醸造所を9000年ものあいだ借り受ける契約を結んだ
・JKローリング
ハリーポッターの着想を得た時、最初に全体を大きく考え、7年間について細部まで構想を組み立ててから1冊目の第一章を書き始めた
・サビア・バティア
インドからわずか250ドルを持ってアメリカに渡り、大きな計画と、どんな事業よりも急成長させてみせるという信念を持っていた。彼の築いたホットメールは、4億ドルでマイクロソフトが買収した。

【大成功の出発点】
・大きく考え
・それによって得られた情報をもとに行動を起こす
・ハードワークは単なるハードワークに過ぎない
・与えられた時間の中で何をするかで、達成するものが決まる
・何をするかは何を考えるかで決まる
・どれほど大きく考えるかが、どれほどのものを達成するかのスタート地点

【成功の難しさ】
成功を考える時には「何を、どのように、誰と」を考える必要があります。しかしやっかいなのは、これらは進化をせず、成長の段階に合わせて変えていく必要があること。つまり、今日私たちが築くものは、明日の私たちを逆に制限するかもしれないません。

【重要な考え】
①大きく考える
→望みよりもはるか上に目標を設定すれば、最初の目標を確実にものにする

②メニューにあるものを注文しない
→既存の選択肢から選ぶではなく、誰も想像しなかった結果を思い描く

③大胆に行動
→答えを見つけた人々の手本、流儀、習慣、人間関係から学ぶ

④失敗を恐れない
→失敗から学び成長するから目覚ましい成果が得られる

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明日も引き続き、本からの学びを紹介していきます。



【瞑想】 むやみに努力しない - 『マインドフルネスストレス低減法』

【瞑想の究極のゴール】
究極的に瞑想とは「何もしないこと」で、ゴールは「あなた自身として存在する」ようになることです。これは、無理をせずに、自分という存在が見えてくるような新しい見方をしようということです。

【瞑想の障害】
私たちの行為には、ほとんどの場合目的があるが、瞑想をするときはこの目的意識が大きな障害になります。瞑想は人間のあらゆる活動とは全く異なるもので、努力しようとする態度は、注意集中力を養う妨げになります。

【むやみに努力してしまう例】
「私はリラックスしようとしている、痛みをコントロールしようとしている、より良い人間になろうとしている」と考えている場合、「今はそうではない」という思いが湧き上がってきています。

【注意を集中すること】
・何がおきていようと、起きていること全てに注意を集中すること
・緊張しているなら、緊張していることに注意を向け、痛みがあるのなら、痛みと共に共存しようとすること
・自分を評価しているなら、評価している心の動きを観察する

【ただ観察すること】
瞬間瞬間の体験は、それがどんなものであっても、受け入れようとしなければなりません。どんな内容のものであっても、感じたり考えたりする以上、その考えは、そのときすでにそこに存在しています。

【むやみに努力しない方法】
①瞑想によって達成したいゴールを3つあげる
②この3つのゴールを達成しようと努力しないようにする
瞑想の場合、ゴールに到達するための一番良い方法は、結果を急いでむやみに努力しないこと。瞬間瞬間の事柄に注意を集中し、受け入れる。

【瞑想の心構え】
忍耐強く規則正しく取り組んでさえいれば、ゴールはおのづと近づいてきます。そして、おのずとゴールに近づいていく力は、あなたの中から生まれます。



3分瞑想のやり方

瞑想に興味があるけど、瞑想のやり方が分からなくて始めれないならば3分瞑想がオススメ。

3分だけなので、すぐに始めることができます。


\【3分間瞑想のやり方】/

・3分だけでいい
・座ったまま
・目を閉じて
・力を抜く
・背筋を伸ばす
・呼吸は自然に任せる
・どんなふうに感じているかを感じる
・呼吸を観察する(呼吸に注意を集中する)

瞑想は、意識的に心や体を観察して、今という瞬間から次の瞬間に向けて体験したことを、あるがままのものとして受け入れるプロセスです。

マインドフルネス瞑想の本を読むまでは、瞑想とは何か特別なものを感じることだと思っていたのでとても新鮮でした。



食べる瞑想のやり方

3分瞑想に興味がわかなければ「食べる瞑想」というものがあります。

これは言葉どおり、食べることを通じて意識を集中する方法を学ぶもの。

瞬間瞬間を体験しながら食べることによって、今まで何となく食べていたものでも思わぬ発見があります。

また食べる瞑想は、瞑想が「何か普通ではないもの」や「神秘的なもの」という誤解を解くのにも使われるトレーニングです。

「3分瞑想」と同じく「食べる瞑想」も時間がかからないので是非試してみてくださいね。

\【食べる瞑想のやり方】/

 ・3粒のレーズンを用意する(アーモンドなどでもOK)
 ・レーズンを初めて見るようなつもりで観察する
 ・指でつまんだ感触、色や表面の状態に注意をはらう
 ・そこでわきあがる思いに気がつく(好きとか嫌いな思いや、感じなど)
 ・しばらくレーズンの匂いを嗅ぐ
 ・口にはこぶために、腕が手を持ち上げるのを意識する
 ・心と体が食べ物を予期して、唾液をだすのを意識し、唇にレーズンをのせる
 ・そのまま口にいれて、1粒のレーズンの本当の味をたしかめながら、ゆっくりとかみしめる
 ・十分にかんだら、飲みくだすときの感触を確かめながら飲みこむ
 ・自分の体がレーズン1粒分おもくなったような気がするか確認



参考図書『マインドフルネスストレス低減法』

わたしが毎日少しずつ読み進め、瞑想のガイドとして使っているのが『マインドフルネスストレス低減法』です。

わたしがこの本を使う理由は以下の3つ。

・著者のJ.ジョンカバットジンがMasterClassで講師を務めている。

(MasterClassは世界レベルの著名人が講師を務める、アメリカの有料オンラインクラス)

・メンタリストDaiGoさんもオススメしていた本。

・妻がすでに持っており大絶賛している。

(つまり家にあったので、買わなくても良かったわけです。)

普通の本と比べると本書は390pもあり大著ですが、毎日少しずつ読み進めて実践することによって、確実にマインドフルネスの基礎が身につきます。



本日の瞑想記録

本日も3分瞑想を行いました。

今日はなんだか、呼吸を観察することにとても集中できたと思います。

自分以外に指針を求めるのではなく、自分の直感や判断を信じるほうがはるかにましと昨日学びました。

瞑想は、自分により近づくために行うものなので、自分の感じているものを尊重しながらコツコツ続けていきます。

それでは。


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