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【第36回東京国際映画祭】フェリペ・ガルベス監督『開拓者たち』行き過ぎたフロンティア・スピリッツの狂気
<作品情報>
20世紀初頭のパタゴニア地方を舞台に、先住民を殺害することを目的として旅する白人のグループの行動を、白人と先住民の間に生まれた若者の目を通して描く。チリの歴史の中で埋もれていた事件に光を当てた作品。
<作品評価>
50点(100点満点)
オススメ度 ★★☆☆☆
<短評>
クマガイ
非常に重厚な作品だとは思いました。
直近で観たマーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を彷彿とさせる開拓者と原住民たちの陰惨な確執を、混血の主人公の視点から追うことができました。
特に主人公・セグントの眼光が徐々に恐ろしく変化していくのは観ていて心が痛くなりました。
<私たちについて>
映画好き4人による「全部みる」プロジェクトは、映画の可能性を信じ、何かを達成したいという思いで集まったものです。詳しくは↓