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【第36回東京国際映画祭】シェロン・ダヨック監督『野獣のゴスペル』フィリピン社会の闇
<作品情報>
ある組織のために働き始めた貧しい青年が目撃する凄惨な出来事を通してフィリピン社会の闇の部分を描く作品。監督デビュー作『海の道』(10)が東京国際映画祭で上映されたフィリピンの俊英、シェロン・ダヨックの最新作。
<作品評価>
60点(100点満点)
オススメ度 ★★★☆☆
<短評>
上村
悪くはない。それに尽きます。
独特な作風を持つ監督を輩出するフィリピン映画としては割と普通だなという印象です。
暴力に次ぐ暴力、フィリピン社会の闇をずっとみせられます。それ自体はいいのですが、あまりに単調すぎると感じました。
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