「アブラナさんの命を繋ぐ」 の巻
近頃は、季節の変わり目のよる気温、湿度、天気の変動が極端になっているな〜と感じます。
人間も自然界の一部。
そのため、季節の変わり目には次の季節に向かうために気候の変動に合わせ、カラダとココロの変化やリズムにうまく順応させていかなければいけないわけなのですが、
なかなか対応するのが難しく、生きづらい世の中にかわってしまってるのかな。
私、コキリの本業はtherapist のため、
マイナスになってしまっているお客様をゼロの体に戻すべく
知識とワザを使い、毎日毎日せっせとセラピーしております。
そのため、1人のお客様に関しても、その季節、その日の天気、生活習慣、体質によって見ていると、
1年間を通して様々なな症状がコロコロ変わっているのを見受けられます。
そんな中。
季節モノで最近感動したコトを本日はお届け。
先日、築100年以上経つ民家に住み、農家をしている親戚のおばちゃまのお宅に行ってきましてね、
ご自宅なので隣の作業場をパシャリ
レトロですね〜。
時代が染み込んでますね〜。
いいですね〜。
いつもサロン内で自然療法として取り入れるための材料を分けてくださっているおばちゃま。
ちなみにいつもいただいている〈ニッキ〉の葉
ニッキ、シナモンは、
血を温め、足りない部分に補血してくれる効果があるといわれています。また、冷え性、女性ホルモン、婦人科系にお悩みの方にも使用しています。
飲用にはもちろん、ハーブバス、ハーブ蒸し、何にでも。
皆さんの体に寄り添ってくれているニッキの木を拝んで参りました。
葉をちぎったり、幹を割ってみると、ウッディな深い香りの中にすーっとした何ともいえない癒しの香りがしてきます。
お次は、アブラナ、菜花がいっぱいあるから持っていきなと
畑へ。。。
長年のプロの技でポキピキと摘み取るスピードに感服。
大量にいただいてきました。
ビタミンやミネラル、食物繊維の栄養がバランスよく取れる春野菜、
アブラナの苦味は、浮腫みやすい体の毒を抜いてくれる優れもの。
取れたてを軽く茹でてお醤油たらすだけのシンプルな食べ方が1番美味しいですよね。
本題はここから。
サロン用にも連れて帰ってきたアブラナさん。
汚れを落とすのに軽く洗い、乾燥させるために干しざるに並べておいたのですが。
続けて御覧下さい。
そして
なんとアブラナさん。
〈開花宣言〉
食でいただくために蕾の状態で摘み取る理由。
植物が開花する寸前の植物は、次の世代へと命を繋ぐため
土から、水から、太陽から
沢山の栄養を蓄え、万全の体制で開花をさせるので
エネルギーと栄養素が満点ってこと。
すでに摘んできてから4日目、5日目。
それでもその命のエネルギーは絶えることなく続いていたんですね。
命を繋ぐ一心で。
気づいた時にチョキチョキと切ってもよかったのですが、
生命の域をここまで目のあたりにくると。。。もはや切ることができません。
私たち生きる物たちは、生き続けるために
【命をいただく】
よく耳にする言葉ですが、その意味を深く考えさせられる出来事でした。
アブラナさん、沢山の方たちの力になれるよう無駄にはしません。
植物の命をいただきます。
Kokiri
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