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アオゲイトウ 牛糞堆肥で広がる畑に生える大型厄介野草

今日はサトイモの畝の間の草刈り!
すると明らかに目立つサトイモよりも高く育っているやつ…。

高すぎでは…?オオウバユリ越えか?

遠くからでも一目瞭然。でけぇ。

青空がきれい・・・

どのサトイモよりも天高くそびえたってる。

この上の方のもさもさはなんだ?

種?

種だよね?くっつき虫みたいなちくちくしたものがくっついている。

もうちょっとアップに…

服にくっついたりしそう。

くっつき虫かな。こんなに高いところにあると服に触れることもないけれど、ついたらくっつく?そんな形。

葉っぱは食べられてる…ガイコツみたい。

サトイモの葉っぱは元気なのにこの葉っぱは食べられててもうどんな葉っぱだったのか分からない…。
こんなんで後で調べられるかな…。


かろうじて残っていた葉っぱ。

なんとか残っていた葉っぱがこれ。
THE・葉っぱって感じの葉っぱ。木の葉っぱっぽい。

茎の太さよ。

茎はこんなに太い。草刈り機では勝てないぐらい。ほぼ木っていっていい。

畝から生えてるから栄養吸ってこんなに大きくなったのかしら。

さてさて君は何者?調べてみよーっと!!!


でた!!難しいやつ!!

でた!!たまに当たるよねこの同定が難しい系の子たち。

今回のもめちゃくちゃ難しい。

これはアオゲイトウ?ホソアオゲイトウ?

どっちかだと思うんだけどどっちかわからん…。
調べてみると、みんなどっちなのかと悩んでいる人が多い。

アオゲイトウとホソアオゲイトウの特徴をまとめる

アオゲイトウよりホソアオゲイトウのほうが葉幅が狭くてとがっている。

アオゲイトウは茎に毛が生えていて、ホソアオゲイトウは生えてるものと生えていないものがある。

ちくちくしたものがどうやら花らしく、その花被片の長さに違いがあるよう。アオゲイトウはへら型で果実が花被片より短い。ホソアオゲイトウはさじ型でとても長い。

花被片についてはここがわかりやすかった。

毛はぽつぽつと生えてる。葉幅は比較できないから分からん。花被片は観察するとき気にしてなかったから見てなかった…。

ってことは分からん!

ホソアオゲイトウのほうが全国的には多いらしい。だからホソアオゲイトウなのかも…。

そしてややこしいことに…

雑種が存在する!!

ノゲシとオニノゲシの雑種のアイノゲシと同じだ!

なおわからん・・・。そして雑種に名前はないっぽい。

畑によく生えるのはなぜ?

どうやら牛糞堆肥にまざってるっぽい。

牛が食べても種は生き残ってうんちと一緒にでる。ちゃんと牛糞を完熟させれば熱で種が発芽しなくなるんだけど、未完熟だと種がまだ生きていて発芽するよう。

そしてその未完熟の牛糞堆肥を畑にまいて発芽ってかんじ。

駆除がやっかい。大きくなる前になんとかするしかない。

固いし、切っても根っこが残っていればまた生えてくるし、種の数は1万を超えるし、除草剤も効きにくい…。

なんともやっかいなやつ。

大きくなる前に抜いてしまうのがいいんだって。

食べられるが、毒がある

若い芽は食べられるけど、大きくなったものは毒あり!!
腎臓に悪いんだって。

アオゲイトウまとめ

なにか分からんってのが一番もやもやするんよね~。次観察するときはちゃんと種の所をとったりしてよ~くみてみよっと。

最後に

この自然観察日誌のnoteは、そんな自然無知の自分が、最近自然を観察することのおもしろさに気づいたことをきっかけに、その日心に留まったものを観察し、少し調べたものを記録したものです。
誤りもあるかもしれません。その時はぜひやさしく教えてください。

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