メノマンネングサ 100均だけが居場所じゃない。自然にあった驚き野草。
はじめに。本当にメノマンネングサが自信がないです。マンネングサ科の同定が難しかった…。
新しく引っ越してきた山の近くの家。
家の周りを歩くと、岩の上や道路の縁のところなんかに黄色の花を咲かせている子が。
よくそこに生えられたなってところに生えてる。こんなに少ししか土がないところにこんなに生えられてすごい。苔と一緒に生えてるのが多いな。
どんな植物なんだろう。近づいてみてみると…
これは…??ホームセンターとか100均でよくみるやつ…?多肉植物ってやつでは?
この子たちは、てっきりホームセンターとか100均の住人だって思いこんでたけど、そこらに生えてるもんなの?
遠目で見てた時には思いもしなかった様相にびっくり。おもしろいな自然観察。分厚いてかてかしたきれいな黄緑色の葉っぱ。まるで花のつぼみみたいに丸まってるこの感じ。かわいいなぁ。
ミクロで見るってほんとおもしろい。
もわもわもわっと生えてる様子がかわいい。
あれだ。ナウシカのオウムのあのラストシーンだ。オウムの触手に運ばれるやつ。
スマートな5枚花びらの黄色いお花。地面に星が咲いてるみたい。黄緑色のは咲き終わったやつかなぁ。これまた星形。
星の中にもひとつ星があるのは雄しべ雌しべかな。
このひょろっと伸びている子。これが遠目でよくみえてたもさもさの正体。
葉っぱが枯れてるし、みんなこうやってこれから伸びて枯れるのかな。それともなにか役割分担があるんだろか?
茎は赤っぽい色をしてる。
匂いはない。食べられるなんて思ってもなかったけど、よくみればアロエみたいに食べられんわけでもなさそう?
いや~どうだかな~。
では!調べるぞ!!!
これは…難しすぎる。本当にメノマンネングサであってるのか…?
アイノゲシのときも迷ったけれど、その時より圧倒的に難しい…。というのも、
マンネングサの種類が多くてしかも見分けが難しい!!!
コモチマンネングサ メキシコマンネングサ ツルマンネングサ オカタイトゴメ マルバマンネングサ モリムラマンネングサ ヒメレンゲ キリンソウ ハママンネングサ ミヤママンネングサ タイトゴメ…
野草初心者にはハードルが高い…同定が難しすぎる。
それぞれ大きさが違ったり、茎の葉の付け根にムカゴってのがあったり、ツルっぽかったり、葉っぱが一か所に3枚ついてるとか4枚ついてるとか、葉の形とかが違うだけど、細かいのよ…。
コモチマンネングサかな!?
(いやムカゴないし違うか…)
じゃぁ、マルバマンネングサ!?!?
(こんなに葉が丸くないな…)
みたいな。
そしてやっとこさたどり着いたのがこの、メノマンネングサ。
ただ本当に自信がない。だれか答え合わせをお願いしたいです…。
メノマンネングサだとした決め手
それでもメノマンネングサとしたのは、一つ目はは背丈。高さが10cm~15cm。
(うん。そんなもん。)
次に葉っぱの形。円柱状で先が丸い。
(そんなかんじ…)
そして葉っぱの生え方。螺旋状に葉っぱが生えていくっていうのと、このもこもこっと葉っぱが蕾みたいに固まってるかんじがそっくり。
あと茎が赤みを帯びてるっていうのも当てはまる。
ただ…
長く地を這って上のほうで持ち上がるってのがなんとも…それっぽいのもあるけどそうじゃないのも生えてるし…どうなんだ??
乾燥してたり少ない栄養状態のわずかな土壌で育つ!
ほんと。アスファルトの上のすくなーい土に生えてる。すごい。
マンネングサは、万年草とかくんだって。
多肉で乾燥にも強く、摘んでも枯れないことを表すんだとか。たしかにホームセンターとかで売られてるのもちいさーい鉢に植えられてるもんね。そして低栄養で乾燥状態で育つから放置してても育ちやすい。
食べられないっぽい。
マンネングサ科の中でも、ツルマンネングサは食べられるらしいんだけど、メノマンネングサを食べるっていうのはネット検索では出てこなかった。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!読んでいただけた方にはもう明らかだとは思いますが、私は植物に関してはほとんど何も知しりません。タンポポがわかったり、オオイヌノフグリを知ってるのを自慢できるぐらいです。
この自然観察日誌のnoteは、そんな自然無知の自分が、最近自然を観察することのおもしろさに気づいたことをきっかけに、その日心に留まったものを観察し、少し調べたものを記録したものです。
誤りもあるかもしれません。その時はぜひやさしく教えてください。