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スコットジョプリンとジョンスターク

お久しぶりです。
昨年は4つしか記事を書いていませんでした。
今年は記事を書くのをスケジュールに入れておこうと思います。
やはり習慣にしてないとどんどん離れてしまいますね。楽譜の表紙を見て「これはニューヨークの出版社だな」などの勘が鈍ってきた感じがします。
なので今年は楽譜の発掘とスコットジョプリンの曲を調べるのを半々でやっていこうと思います。

早速ですが、今回は以前書いた記事の補足をしようと思います。

この記事では、スコットジョプリンの曲の出版社をすべて調べました。
この中で、
「スコットジョプリンの曲は当然のようにスターク社が出版していると思っていたのですが、思い立って他の曲も調べてみたら色々な出版社から出ていることがわかりました。」
と書いたのですが、色々な出版社から出している理由のような記載を見つけました。

以下のページです。

こちらはBill Edwards氏のラグタイムのことが色々詳しく書いてあるありがたいサイトですが、その中のスコットジョプリンの生涯です。
こちらに、

Although the relationship between Stark and Joplin would often be strained over much of the next 18 years, the publisher always promoted Joplin's works as the finest in his catalog. Those periods of animosity between them are in part demonstrated by name of varying publishers whose imprints appear at the bottom of each new Joplin rag.

と書いてあります。
翻訳アプリに訳してもらったところ、
「その後18年間、スタークとジョプリンの関係はしばしばギクシャクしたが、出版社は常にジョプリンの作品を彼のカタログの中で最も優れた作品として宣伝した。このような両者の対立は、ジョプリンの新しい楽譜の下に記されている、さまざまな出版社の名前からもうかがい知ることができる。」
と書かれています。

ここで私が嬉しかったのが、
「ギクシャクしていても、スコットジョプリンの作品は最も優れた作品として宣伝した。」
と言うところです。
一覧を見ると、晩年は、スコットジョプリン自身が自分で出版していたかスターク社なんですよね。他の出版社は出してくれなかったのでしょうか。。
ギクシャクして喧嘩別れしたのではなく、晩年の名曲をスターク社が大切にしてくれていたことがわかり嬉しいです。なんだかんだ理解者なんだなあと思って。
楽譜やスコットジョプリンのこと調べると人間味ある話にたどり着けるのが楽しいです。

ついでに私のreflection ragも貼り付けておきます。

また今年もよろしくお願いいたします。

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