2024年7月期 夏ドラマ 感想あれこれ 振り返り 離脱の記録
離脱したドラマばかりなので、どうしてもマイナスな感想になってしまいました。
けっこう厳しい評価となっておりますので、タイトルあげておきます。下記のドラマがお好きな方は、どうか自衛して下さい。正直に書きたいだけで、人様を不快にさせたいわけではないので!
(毎週楽しみで、最後まで無事に完走したドラマは、別個、各ドラマごとにのんびり書いていっております。まだ4月期ウロウロしてますが)
『海のはじまり』
『笑うマトリョーシカ』
『ギークス』
『マル秘の密子さん』
あと再放送の
『君が獣になる前に』
以上です。
『海のはじまり』
初回90分SP、初の月九に視聴チャレンジです。
事前情報であらすじや設定見て、挫折しそうな予感はしました。でも目黒蓮って人気だし、好奇心で見てみる事に。
わかっていたけど想像以上に暗いです。重いです。
目黒さん、そういう役なのか、ボソボソ何言ってるかわからなくて、音量かなり上げました。
正直、この年で耳が遠くなったかとマジで心配になりました。視聴1時間程でスマホに手を出して、『海のはじまり』のリアタイ感想ながら見してたら、ネットで「音量上げた」勢のコメントが結構あってホッとしました。
古川琴音、何考えてるかわからんなー。子役、海ちゃん、家に来ちゃうし、怖っ。
90分拡大版ですよ、普通より30分も長い!うーん、時給もらっても再度見るのはしんどいです。
事前情報で「がん検診に行ってほしい」と「避妊具の避妊率は100%では無い」というメッセージを伝えたいという脚本家のコメントを見た時から、モヤモヤしていました。最初にそれ、自分から言っちゃうのかー。
それだけ伝えたい思いが強いのかもしれませんが、メッセージはドラマの内容で、視聴者に自然に伝わるような脚本にして欲しい。というかドラマを見て各々が、自発的にメッセージを感じとれるようなドラマを作るべきでは?理想論かもしれませんけど。
丁寧に時間をかけて作ったドラマだとは思うのですが、勝手な元カノにも、子供らしくないセリフを並べたてる子役にも、流されやすい主人公にも共感できず、何も響かなかったので初回離脱です。
個人的には、深刻なテーマを並べられて「さあ感動して下さい」みたいなマウントとられてるようで、しんどかったです。
最後、海ちゃんが訪ねてくる所、「夏くんのパパはいつ始まるの?」とか恐怖でしかなかったので、ワンチャン、ホラーだったら傑作だったかも。
『silent』は見ていないですがこのチーム、これからも「『海のはじまり』を作ったあのチーム」と言われる事は無くて、やっぱり「『silent』を作ったあのチーム」って言われ続ける気がします。
もうこのチームのドラマは絶対見ないー!
ドラマと関係ない話ですみませんが、ちょうどこの日、結構好きなアイドルが「自分の誕生日なのでファンの皆様に感謝をこめて、夜9時からインライします」ってお知らせあって、すごく迷ったんですよ。せっかくならリアルタイムで、おめでとうコメント送りたい。
この方のグループ、インライしてると同じグループのメンバーが入ってきて、コメントしたりするので、メンバー同士のやりとり見られるのも楽しい。(アーカイブだとコメントは消えちゃうし)
でもせっかく決意した初の月九視聴だからと、月九選んだんですよ。これ逃したらもう普段、視聴習慣のない月九を見る機会は無いかと思って。
だから、インライはCMの時に参加して「お誕生日おめでとう」コメだけはして、後はCMのたびに必死でインしてました。
マジで悔やみましたよ。今なら絶対(どんなに面白いドラマでも)インライ選んでる!
後悔先に立たずですねえ。
『笑うマトリョーシカ』
前クールの高橋海人くん主演ドラマ『95』と同じ早見和真氏原作なので、これまた初回離脱の予感が。『95』も「サリン事件」「オウム真理教」など暗いワード連発だったけど、今回も「独裁者ヒトラー」とか何だかしんどそう。
政治家モノだし、明るく楽しい娯楽作品という期待は持ちませんでした。でも序盤で道上さんの父親が事故死しちゃうし、中々キツイ展開です。
櫻井翔さん演じる清家はすごく良かったです。「原作者は櫻井さんをイメージして執筆した」とどこかで読みました。一見穏やかそうだけど、得体が知れない感じが出ていて、ゾクッとしました。
清家が道上さんに「これからも僕を見ていて下さい」的な事を言うあたりは、ちょっと続きが気になりましたが、肝心の道上さんに特に魅力を感じなくて、2話目はイマイチ集中出来ない内に、ズルズル離脱してしまいました。
先の展開に興味が持てず、ストーリーにもあまり魅力を感じなかった、私の好みではなかったです。
早見和真氏のドラマは、余程好きなキャストでない限り、もう見ないかな。(『95』もキャストが違ったら絶対見ていなかったし)
『ギークス』
テレビ誌に「今期一番ゆるく見れるドラマです」とあり、面白そうだなと結構期待していました。
主人公は確かに変人で有能だと思ったんですが、他の二人がどうにも普通に見えてしまいます。
これって、松岡さん、田中さん、滝沢さん、3人が仕事帰りに居酒屋で楽しいトークを展開するのがキモだと思うのですが、特別会話が楽しくないです。
だから、一人の時間が大事なコミュ障っぽい主人公が、わざわざプライベートで時間を割いてまで、二人と居酒屋でグダグダするのが不自然に感じてしまう。3人が、そんなに話があうようにも、それ程仲良さそうにも見えないです。
唯一の嬉しい要素、ドラマ『鹿楓堂よついろ日和』で結構好きだった白洲迅さんの登場が楽しみでした。初対面で結構、松岡さんにグイグイ距離を詰めまくって、押し切っちゃうあたりとか、いい感じで面白くなるかなと思ったんですが。
ミステリ部分がそれ程面白い訳でもなく、3人組が特別面白い訳でもなく、3話目くらいまではちゃんと見ていたけれど、4話以降はだんだんスマホに逃避したり、自然離脱になってしまいました。
ガールズトークとミステリが、ゆるく楽しめるのは、ドラマとして面白いと思ったんですけど、惜しかった感じです。
松岡さんと白洲さんも、白洲さんが警察関係者だったりは意表をつかれたし、もうひと押し何かツボにはまったら、ちゃんと最後まで見ていたかなあ。
白洲迅さんのキャラは好きだった、それこそ本当に変人で。もっと生かしてほしかったです!
『マル秘の密子さん』
第一印象は、このダサいタイトル誰がつけたんだ、クッソつまんなそう!という感じ。
テレビ誌を見てみるとトータルコーディネーターが主人公とあります。トータルコーディネーターが何なのか謎ですが、毎回、依頼人を福原遥さんが色々アシストしてあげる1話完結モノだと思い、案外面白いかもと期待しました。
1話目を見たら、1話完結ではなくて、松雪さんをトータルコーディネートして、社長に押し上げるまでのストーリーが全話続くみたいで、ちょっとガッカリです。この先ずっとこの松雪さん一家や、社長一族と付き合うのが気乗りしなかったので。
1話目はちょっと面白いかな?と思ったのですが、2話目でもういいかなと興味を失ってしまいました。
やっぱりトータルコーディネーターが何なのかはっきりわからなくて、イマイチのれなかった感じです。初めて見る福原遥さん、可愛い感じはよかったのですが、かき氷大好きとか、決めゼリフっぽい「あなたが変われば世界が変わる」とか、ちょっと変なキャラにもハマりきれず。
若社長に執着して、スマホが若社長の写真だらけだったり、アクスタ作っていたりする、ストーカーに片脚突っ込んでる秘書みたいな女性は、ぶっ飛びすぎてかなり面白かったです。このヒトと若社長がメインのコメディだったら、絶対見たのにw
『君が獣になる前に』(再放送かも)
私はよく知らないのですが、元キスマイの北山さん主演だそうです。深夜帯にたまたま見たい番組と、番組の間にドラマがあったので、見てみました。
全体的に画面が暗い、オープニングから、かなりダークでグロ入ってます。コミック原作なのに、かなり描写キツイです、驚きました。これはゴールデンじゃ無理です。
幼馴染の琴音のテロを止めるためにタイムリープする主人公。初回は結構目をそらしながらも、それなりにストーリーに引き込まれたんですが、2回目以降、だんだんグロさもだけど、話全体の暗さに気分的に嫌になってきて、視聴が遠のいてしまいました。最終回は気になって見たけど、何でそこで止めないんだとか思っているうちに、最後、二人共倒れで終わりました。
全話見ていないけれど、訳わからない納得いかない最後でした。うーん、見なきゃよかったかも。特に夜寝る前に見たいドラマじゃないです。(じゃあ、いつならいいんだと聞かれたら困るんですが。朝も昼も見たくないなあ)
レビューを見てみたら、かなりの原作改変があるようです。テレ東、深夜帯とはいえ、かなり攻めた内容です。万人向けじゃないと思います。
こんなところです。
離脱ドラマの感想が続くと、残念な気持ちになってきますね。これを次にいかして、なるべく好みに合わなそうな地雷ドラマは、避けていけたらなあと思います。
楽しかったドラマの感想書きにいこうっと。やっぱりドラマは娯楽だから、個人的には楽しくあってほしいです。悩んだり考えさせられたりは、ドキュメンタリー見ればいいし!